GLIDiC×GLIM SPANKY|完全ワイヤレスイヤホンがフィットするこだわりの音楽スタイル

今、注目を集めている「完全ワイヤレスイヤホン」をアーティストはどう見るのか? 今回音楽ナタリーでは、GLIM SPANKYの2人にGLIDiCよりリリースされている完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC Sound Air TW-5000」を試してもらった。「GLIDiC Sound Air TW-5000」は手軽な操作性とシンプルなデザイン、リーズナブルな価格が魅力の完全ワイヤレスイヤホン。音楽でもファッションスタイルにおいても独自の道を行く彼女たちの生活に、このイヤホンはどのようにフィットするのか。2人が持つファッション、音楽へのこだわりと共に、使い心地について聞いた。

取材・文 / 三橋あずみ 撮影 / 西槇太一

音楽やアート、ファッションは全部つながっている

──GLIM SPANKYはファッションにも独自のスタイルをお持ちですが、おしゃれに目覚めたタイミングって覚えていらっしゃいますか?

松尾レミ(Vo) 私はビンテージが大好きなんですけど、60'sのモデルさんの洋服や雰囲気が好きだなって思い始めたのが保育園の頃で。

亀本寛貴(G) 嘘だろ? 早すぎるでしょ!

松尾レミ(GLIM SPANKY)

松尾 ホントホント。ピチカート・ファイヴの野宮真貴さんのファッションに憧れていたんですよ。で、ロックが好きになった中学生くらいのときにいろんな資料……例えばThe Beatlesの写真とかを見ていたら、昔好きだったピチカート・ファイヴのような60'sの洋服を着ている人が出てきて。そこで全部がつながったんです。自分の好きなもののルーツがわかったと言うか。そこからビンテージショップに行くようになって、古着に目覚めて。音楽やアート、ファッションは全部つながっているんだなってわかったのは高校生くらいのときかな。

──では、2人がバンドを始めた高校時代には、レミさんは60'sふうのファッションを?

亀本 いや、そんな感じじゃなかったよね? よくアディダスの黄色のジャージ着てなかった?

松尾 そう、そのときはスポーティな恰好にハマってて。ラスタカラーみたいな。

亀本 そう、ジャマイカみたいだった。

松尾 あはははは(笑)。そのときはただ60'sが好きってだけで、自分のファッションに取り入れていなかったんです。

──では今、レミさんが自分の着るものを選ぶうえでこだわるのはどんなポイントですか?

松尾 けっこういろいろあるんですけど、例えば「もう絶対出会えない」と思えるような柄や色合いのものを見つけたら絶対買うようにはしてます。特に私、1960年代中盤から70年代に差し掛かるくらいまでの年代の洋服が好きで。花柄を例に挙げるなら、1960年代は大きな花柄だったのが1970年代に進むにつれてヒッピーライクになっていって、だんだん小花柄になっていくんですけど、その小花柄になる直前ぐらいまでがすごいヘンテコでいいんですよ。

──その時期の服がジャストで好き、といった感じなんですね。

松尾 そうですね。特にバンドで着る服は、1960年代のものが多いです。

──ステージ衣装のこだわりは?

松尾 いつも自分で資料を探してきて、デザイナーさんに頼むときもスタイリストさんに頼むときも「こういう衣装が着たいです」ってお願いする感じです。前作のアルバム「BIZARRE CARNIVAL」のときはスタイリストさんを付けずに、古着屋さんにみんなで買いに行って選んだりもしました。「こういう服が着たい」「こういうデザインが好き」っていう好き嫌いがハッキリしているので、自分で判断することがほとんどです。

──なるほど。では、亀本さんはレミさんの衣装とのマッチングはどのくらい意識されていますか?

亀本寛貴(GLIM SPANKY)

亀本 そんなに考えていないかもしれないです。単純に「これが着たいな」って思うものをリクエストすることが多いかな。「BIZARRE CARNIVAL」のときも、とりあえず僕はGジャンが着たかったんですよ、好きなアーティストでひたすらGジャンばっかり着ている人がいて。それで古着屋さんでいろいろと準備してもらった中で、1970年代初頭のアメリカの古着でいいのがあって。The Eaglesが着てそうな。

松尾 彼には何が着たいかだけ教えてもらって、雰囲気を合わせていくっていう感じですね。

──ビジュアルについてかなり強いこだわりをお持ちですが、「GLIDiC Sound Air TW-5000」のデザインについてはどんな感想を持たれましたか?

亀本 デザインいいよね。

松尾 めっちゃいい。

亀本 余計な装飾がない感じが。

松尾 ケースの角が丸くなってるのもコロンとしてかわいいし、持ちやすいです。

亀本 気持ちいい。

松尾 うん、気持ちいい。なんかさ、持ってるだけで「フフン」ってならない?

亀本 わかる。ちょっといい気分になるからカバンにポンって入れたくなるよね。

松尾 移動中に、ササッと出してみたりして(笑)。

生々しく、立体的に聴けるものがいい

──2人のスタイルについて、ファンの方からの反響をもらうことも多いのでは?

松尾レミ(GLIM SPANKY)

亀本 レミさんめっちゃあるでしょ? 同じ服着てくれてる方とかいるよね。

松尾 そうですね。

亀本 インフルエンサーじゃん。

松尾 やめてよ!(笑)

亀本 え、でもめっちゃうれしくない?

松尾 うれしいですね。今日着ている、ベレー帽に古着、白い靴下にDr. Martensのポリーっていうスタイルは私の定番なんですけど、その恰好をしてくれている女の子をライブで見ます。

──ちなみに、赤い髪の色については理由が?

松尾 こだわりというわけではないんですけど、ビンテージの服に合うヘアスタイルって限られてくるんですよね。黒髪パッツンでもいいんですけど、ほかにしている人の少ない髪形にしたくて。そう考えたときに「赤ってあんまりいないな」って思ったんです。赤ってステージでも映えるし私自身すごい好きな色だったから、赤にしてみたら個人的にしっくり来てずっとそのままっていう感じですね。でもそろそろ変えたいんです。全然違う髪色にしたいなと今は考え中です。

──では、イヤホンについては選ぶときにこだわりや定番があったりしますか?

松尾 私は絶対にカナル型じゃなきゃ嫌ですね。あとはやっぱりシャカシャカしない、と言うか……自分が生々しくレコーディングされている昔の音源をよく聴くこともあって、重低音もしっかり聞こえたほうがいいなと。

GLIM SPANKY

──今回試していただいた「GLIDiC Sound Air TW-5000」はいかがでしたでしょうか。

松尾 このイヤホンは息遣いとかもすごく生々しく聴けました。いい音の定義は人それぞれだと思うけど、私はちゃんと生々しく、立体的に聴けるものがいいなあと思うので、その点に関してこれはよかったです。

GLIDiC Sound Air TW-5000

音もカラダも自由になる 完全ワイヤレスイヤホン。
あらゆる環境でケーブルの煩わしさから解放された、
自由な音楽再生や通話スタイルを実現

GLIDiC Sound Air TW-5000

SoftBank SELECTION オンラインショップ販売価格:9864円(税込)

詳細はこちら

GLIM SPANKY(グリムスパンキー)
GLIM SPANKY
松尾レミ(Vo, G)、亀本寛貴(G)による男女2人組のロックユニット。2007年に長野県内の高校で結成。2009年にはコンテスト「閃光ライオット」で14組のファイナリストの1組に選ばれる。2014年6月に1stミニアルバム「焦燥」でメジャーデビュー。その後、スズキ「ワゴンRスティングレー」のCMに松尾がカバーするジャニス・ジョプリンの「MOVE OVER」が使われ、松尾の歌声が大きな反響を呼ぶ。2015年7月には1stアルバム「SUNRISE JOURNEY」をリリース。10月には東京・赤坂BLITZにてワンマンライブを実施した。7月20日に2ndアルバム「Next One」を発表。このアルバムには7月23日公開の映画「ONE PIECE FILM GOLD」主題歌の「怒りをくれよ」、10月8日公開の映画「少女」主題歌の「闇に目を凝らせば」などが収録されている。2017年9月には3rdアルバム「BIZARRE CARNIVAL」をリリース。10月からは全国ワンマンツアー「BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018」を開催する。2018年1月に映画「不能犯」の主題歌をリードトラックとするシングル「愚か者たち」を発表。5月には東京・日本武道館での初ワンマンを実施する。
ライブ情報
GLIM SPANKY LIVE AT 日本武道館

2018年5月12日(土)東京都 日本武道館