伝えたい音や広がりを感じ取ってもらえる
──亀本さんはいかがですか?
亀本 僕は基本的にカナル型のイヤホンを使わなくて。音楽を聴くときはスピーカーかヘッドフォンなんですけど、ヘッドフォンは音漏れが気になるなと思っていたんです。音漏れを防ぐにはカナル型がいいと思うんです。
松尾 うん。
亀本 このイヤホンは、爆音にしても大丈夫でした。密閉感がすごいなって。
松尾 ヤバいよね。
亀本 で、1万円以下でリーズナブルに買えるじゃないですか。1万円以下でBluetooth®で聴けるモデルとして、音質的にはすごくレベルが高いなと思いました。
松尾 え、1万円以下なんですか? もっとすると思ってた(笑)。
亀本 そうなんだよ。めちゃくちゃ音質いいよね。
松尾 ホントに最近ずっとGLIDiCを使っていたんですけど、あえてすごく生っぽいものを聴いてたんですね。バンドのガシャガシャした音じゃなくて、ドノヴァンとかニック・ドレイクとか……アコギ1本の隙間のある音楽で、ビンテージな感じのサウンドで歌が生々しくてっていうもの。そういったものを聴いても「やっぱ高いものは違うな」なんて思ってた(笑)。
亀本 でもそれはわかる。
松尾 今朝もね、私アンディ・シャウフがすごい好きなんですけど、音が超シンプルなんですよ。そういうのを聴くと余計にわかると言うか……立体的に、裏からも聴こえてくる感じがする。すごく臨場感のあるいい音でした。
──ではこのイヤホンで聴いてもらいたいGLIM SPANKYの曲を挙げるとするなら?
松尾 何がいいかなあ。あ、ニューシングルの「愚か者たち」の2曲目に「In the air」って曲があるんですけど。
亀本 それだ、それ聴いてほしいな!
松尾 その「In the air」はベースが打ち込みで、ドラムは果てしなく打ち込みっぽく叩いてもらっているクールなもの。で、ピアノとギターと歌は生々しく、人間が奏でている感じがすごく出るように作っていて。さらにボーカルはいっぱい重ねてどれが主旋律っていうのがあまりないようにしているんです。ボーカルのハモリがすべてピタッと重なったときにやっとその曲の表現が見えてくるっていう感じに作ったサウンドだから、このイヤホンなら細かい部分も聴き取って、ちゃんと私たちの伝えたい音や広がりを感じ取ってもらえるんじゃないかなと思います。
開け閉めするだけで高級感に浸れる
亀本 あとはやっぱり持ち運びやすさだよね。僕は外で音楽を聴くときは大きいヘッドフォンを持ち歩いてたんで、GLIDiCに変わるとカバンにすごい空きスペースができる(笑)。
松尾 ホントだね。で、私はGLIDiCを使う前、このケースのこと「いちいちこれに入れるのか」「邪魔にならないかな」って思ってたんですけど……。
亀本 いや、ケースあるといいよね?
松尾 そうなの。めちゃくちゃいい。このケースがよすぎて(笑)。
亀本 イヤホンをなくさないからすごい便利なんだよ。
松尾 なくさないし、パカパカと開け閉めするだけで高級感に浸れると言うか(笑)。
──ケースに吸い付くように収納される感触は独特ですよね。
松尾 そう、吸いつく感じもいいし。なにより入れるだけで充電できてるのがすごい。ケースから取り出すだけで電源が入るのもすごいことだなって使うたびに思っていました。電車移動のときとかの使い勝手がとてもいいので、ライブに来るときなんかにもこのイヤホンで私たちの曲を聴いてもらえたら(笑)。
──GLIM SPANKYは、5月に初の東京・日本武道館ワンマンが控えていますね。
松尾 私たち、去年が結成10周年だったんです。でも10周年らしいことを何もやってこなかったので、11年目ではありますがこれまでを総括すると言うか、高校1年のときから今まで培ってきたものをちゃんと表現できるライブにしたいなと思っています。私はGLIM SPANKYはここからがスタートかなって思っているんで、そんな気合いを込めてやろうかなと。私たちが日本語で表現するロックを、武道館という場所でたくさんの方に「面白いな」と思ってもらえたらいいな。
亀本 武道館を終えたあとも、今年はどんどん曲を作ってリリースしていこうと思っているので、そういった今後に向けても弾みが付くような、いいライブをバシッとやりたいですね。楽しいお祭りになるようにがんばろうと思ってます!
──レミさんが「ここからがスタートだ」と思うのにはどういった思いがあるんですか?
松尾 もちろん感謝の思いはあるんですが、武道館に立てたからといってそこで自分たちは満足しないと言うか。
亀本 そうだよな。
松尾 例えば武道館やったから「ちょっと休もう」とか、「もうちょっとトゲをなくそう」というようなことを思ってしまったらロックバンドとしてダメだと思うし、自分たちが好きなロックスターたちはそんなところで満足はしなかったと思うから。今年でデビュー4年目になるんですけど、まだまだ音楽人生は長いですし……変におごり高ぶることなく、泥臭さを持ったままずっと挑んでいけたらなと思っているので。まだまだここからが勝負だと思っています。
GLIM SPANKYが登場する「GLIDiCスペシャルコンテンツ」では、タイアップ曲「In the air」や2人からのメッセージが聴ける! ソフトバンクセレクションオンラインショップ限定の「日本武道館ライブチケットプレゼントキャンペーン」も実施中。
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あらゆる環境でケーブルの煩わしさから解放された、
自由な音楽再生や通話スタイルを実現
GLIDiC Sound Air TW-5000
SoftBank SELECTION オンラインショップ販売価格:9864円(税込)
- GLIM SPANKY(グリムスパンキー)
- 松尾レミ(Vo, G)、亀本寛貴(G)による男女2人組のロックユニット。2007年に長野県内の高校で結成。2009年にはコンテスト「閃光ライオット」で14組のファイナリストの1組に選ばれる。2014年6月に1stミニアルバム「焦燥」でメジャーデビュー。その後、スズキ「ワゴンRスティングレー」のCMに松尾がカバーするジャニス・ジョプリンの「MOVE OVER」が使われ、松尾の歌声が大きな反響を呼ぶ。2015年7月には1stアルバム「SUNRISE JOURNEY」をリリース。10月には東京・赤坂BLITZにてワンマンライブを実施した。7月20日に2ndアルバム「Next One」を発表。このアルバムには7月23日公開の映画「ONE PIECE FILM GOLD」主題歌の「怒りをくれよ」、10月8日公開の映画「少女」主題歌の「闇に目を凝らせば」などが収録されている。2017年9月には3rdアルバム「BIZARRE CARNIVAL」をリリース。10月からは全国ワンマンツアー「BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018」を開催する。2018年1月に映画「不能犯」の主題歌をリードトラックとするシングル「愚か者たち」を発表。5月には東京・日本武道館での初ワンマンを実施する。
- ライブ情報
GLIM SPANKY LIVE AT 日本武道館 -
2018年5月12日(土)東京都 日本武道館