「ストロボ・エッジ」ってどんな作品?
原作は「アオハライド」「思い、思われ、ふり、ふられ」などのヒット作を世に送り出してきた咲坂伊緒の同名作品。本作の初の連続ドラマ化にあたり、2023年~2024年にWOWOWで放送・配信された連続ドラマ「アオハライド Season1 / Season2」の制作陣が再び集結し、全10巻にわたる物語の魅力を丁寧に描く。
福本が演じるのは高校生の木下仁菜子。高橋は仁菜子の初恋の相手・一ノ瀬蓮に扮する。本作は主人公の2人を軸に、それぞれが片思いを胸に秘めながら揺れ動く高校生たちの青春群像劇で、軟派な性格でありながら、次第に仁菜子のことを本気で好きになっていく安堂拓海役には
恭平が先に寝ちゃって……
泊まりのロケの際に同じ部屋に宿泊したという高橋、中沢、山下、井上想良(寺田裕太郎役)。高橋が「修学旅行のような感じで、畳の部屋に一緒に布団を敷いて寝たよな?」と思い出を語ると、中沢は「一緒に敷いて寝たんじゃなくて恭平が先に寝ちゃって僕ら3人が運んだんです」と指摘し、会場を笑わせた。
小坂は今回友達の恋を応援しながら自分も恋に向かってがんばるという難しい役柄。「親友の恋を応援しつつ、自分の恋もがんばるみたいな役は初めて。特に友達のことが好きっていうのをわかっていながら、告白するという1話の最後の屋上のシーンはけっこう苦戦しました。原作や台本を読みつつ、いろんなことを想像しながら進めていく毎日でした」と小坂は撮影を振り返った。
高橋恭平と伊野尾慧、いつか高校生役同士での共演も?
「ストロボ・エッジ」出演発表時に「(出演が決まった時は)『えっ、高校生役なの?』と驚きましたが、カフェのオーナーである三好恭一をやらせていただけると聞き、安心しました」とコメントしていた伊野尾。「今高校生役のオファーが来たらどうしますか?」というMCからの質問に「困ります。でももしも来ることになったら1回『やれるかな』と恭平くんに相談したいです」と語る。それを受けて高橋は「そのときは一緒にやらせていただけたら」と同じ事務所の大先輩と同級生を演じるという大胆なリクエストをしていた。
そんな高橋と伊野尾は今回がドラマ初共演。高橋は「事務所の先輩の方とご一緒させていただくのが初めてだったので、緊張していたんですけど、めちゃめちゃ優しくしゃべりかけていただいて、もう拾っていただいた猫かのようにかわいがっていただきました。ありがとうございます」とこの場を借りて伊野尾に感謝の思いを伝える。後輩との共演機会があまりない伊野尾も緊張していたそうで、顔合わせの際に高橋と両手を使って握手をしたというエピソードを明かし、その場で実演してみせた。
シャトルランで1位になりたくない
中盤では福本、高橋、山下、小坂の4人が大阪出身ということから、「関西弁で撮影現場の思い出をお願いします」というMCからの無茶振りも。関西出身ではない千葉と伊野尾までもトークに巻き込まれ、カオスになりながらも生徒役のキャストの間で複数人によるあっちむいてホイが通称「ストロボ・ホイ」として楽しまれていたことなどが明かされた。しかしながら高橋の関西弁の薄さに福本は「全然関西弁ちゃうやん……」とツッコミ。高橋が困っているところに伊野尾が「せやな!」と大声で切り込み、ピンチを脱するという、同じ事務所の先輩からのフォローに高橋が胸を撫で下ろすひと幕もあった。
また高橋は高校時代、体力測定種目の「20mシャトルラン」が得意だったことも関西弁で告白。「ホンマずっと強かったんです。でも1位にはなりたなくて、100回で止まるっていうのを小学生の頃から決めてやってました」と持久力の高さをアピールした。また高校生の頃流行っていたものの話題になると伊野尾が「ワテが高校生のときはなあ、たれぱんだが流行っとったで!」とコテコテの関西弁で発言するも、その話題が刺さるのは伊野尾と同世代の千葉のみ。高橋は「なんですかそれ?」とジェネレーションギャップを感じている様子だった。
その後も劇中の名ゼリフを役柄をシャッフルして披露したり、該当の役柄のキャストが披露したりと、会場に訪れたファンを喜ばせた登壇者たち。最後に高橋は「連載当初からいろんな方々に愛されている作品を僕たちでリメイクさせていただくので、いろんなことに気を使いました。映像もすごくきれいで、昔ながらの名シーンに令和のよさが加わって、老若男女誰でも楽しんで観ていただける作品になったと思う」とコメント。福本も「映像美にもこだわって作っていますし、1人ひとりの思いが詰まった作品になっています。毎話つくエピローグや毎回変わるオープニングにも注目していただけたら」と見どころを語り、イベントは幕引きとなった。
Bami @Mcmooney20
@natalie_mu Wow