シンガーソングライターのんぴー、初ワンマンはチケット完売「この景色が見たかった」

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シンガーソングライター・のんぴーのワンマンライブ「OUROBOROS」が昨日11月5日に東京・LIQUIDROOMで開催された。

のんぴー

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のんぴーの経歴

2001年9月生まれののんぴーは、学生時代をハワイで過ごしたのち、帰国後に「人間パワースポットになる」「たくさんのファンの皆様からのスポットライトを浴びて、存在することで人々にパワーを与えられるような人になる」という目標を掲げ、2022年にシンガーソングライターとしての活動を開始。全国でストリートライブをしながら楽曲を発表してきた。活動歴はまだ1年ほどながら独特のハスキーボイスで注目を浴びているのんぴーは、ストリートライブに数百人もの人を集め、TikTokでは13万人超のフォロワーを持つ。さらにドラマ「結婚予定日」エンディング主題歌、ドラマ「秘密を持った少年たち」劇中曲を担当するなど、順調に活動を展開している。

のんぴーは初のワンマンライブとなるLIQUIDROOM公演のチケットを手売りで完売させるべく、「Street LIVE TOUR のんぴー次行くってよ?~全国ラスト路上ツアー~」を敢行。2023年4月から9月まで半年をかけて北は北海道、南は沖縄まで全国22カ所でストリートライブを行ってきた。「最初は誰も立ち止まってくれないこともありました。チケットを手売りするために、夕方6:00から夜中の2:00まで歌い続けたことも、お酒を飲まされたこともあった。すごく大変だったけど、お客さんに自分の歌を聴いてもらい、メッセージを伝え、直接やりとりをすることで人間としてすごく成長できた」と語るのんぴーは、無事にチケットを完売させることに成功。ついにワンマンライブの日を迎えた。

「この景色が見たかった」

のんぴー「OUROBOROS」の様子。

のんぴー「OUROBOROS」の様子。[拡大]

ライブタイトルの「OUROBOROS」は、自分の尾を噛んで環を作る蛇、または竜で表現されるシンボルのこと。のんぴーはそのウロボロスを「完全、永遠、不滅の象徴で無限を意味するもの」と捉え、今回のライブタイトルに採用した。会場はストリートライブでのんぴーの歌やメッセージに触れたことがきっかけで来場した人も含め、多くの観客でいっぱいに。この日のために書き下ろされた新曲「ウロボロス」でライブが始まると、場内の熱気は一気に上昇。のんぴーは駆け抜けるようにして計5曲を一気に披露した。

のんぴー

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“大事なもの“のために作ったという楽曲「犬の歌」でスタートしたライブの後半では、伸びやかなボーカルが会場を温かい空気で包み込む。のんぴーが注目を浴びるきっかけとなった「背景少年よ」が披露されると、フロアの盛り上がりはさらに加速。ここからライブは一気に佳境へと進んでいった。のんぴーはストリートライブで培ってきた卓越した弾き語りで「perfect」「でんせん」を披露し、観客が点灯させるスマートフォンのライトに照らされながら「てんさい」でライブ本編を締めくくった。

フロアをバックに記念撮影するのんぴー。

フロアをバックに記念撮影するのんぴー。[拡大]

アンコールでは、2024年春に全国ツアーがスタートすることが発表され、大きな拍手が沸き起こる。そして、のんぴーはラストに「楽笑」を歌唱。場内を一体感と笑顔であふれさせ、終演後には「この景色が見たかった。今日のこの景色を見て思いました。どうせ無理とか、絶対できないとかやってることがダサいとかたくさん言われたけど、ダサくないと思った。やってきてよかった。またこの景色を、さらに大きな舞台で見れるように、明日からがんばります。だけど今日だけは余韻に浸りたい……」と心境を語った。

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