その命、俺によこせ──。自殺を図った男が監禁、調教を通して「生」を植え付けられていくBLマンガ「性の劇薬」が、R18+指定作品として実写映画化。2月14日より東京の池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開される。
水田ゆきによる原作を大胆な性描写そのままに映像化したのは、“ピンク映画界の鬼才”と称される城定秀夫だ。渡邊将がエリート人生から転落した桂木誠、北代高士が桂木を徹底的に調教する謎の男・余田龍二を演じている。本作の公開を記念し、映画ナタリーでは、ゲイ風俗とゲイバーで働いた経験を持つ作家のもちぎに映画の感想マンガを描いてもらった。BL好きを公言する彼は、死と生がせめぎ合う過激な映画をどう観たのか。後半のインタビューでは、マンガで描ききれなかった映画の魅力を聞いた。「すけべがすごいだけじゃない」の真意とは。
取材・文・撮影 / 奥富敏晴 撮影協力 / 池袋シネマ・ロサ
※「性の劇薬」はR18+指定作品であり、本特集にも性的な表現が一部含まれています。
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もちぎインタビュー
すけべがすごいだけじゃない「性の劇薬」の魅力