「赤い糸 輪廻のひみつ」配給・葉山友美&小島あつ子が語る異例のロングラン上映の舞台裏、“今の台湾映画”への思い
2023年12月に日本で封切られた台湾映画「赤い糸 輪廻のひみつ」が異例のロングラン上映を続けている。同作は「あの頃、君を追いかけた」「怪怪怪怪物!」などを手がけたギデンズ・コー(九把刀)が贈る純愛冥界ファンタジー。クー・チェンドン(柯震東)、ビビアン・ソン(宋芸樺)、ワン・ジン(王淨)ら台湾のスターが出演し、2021年に台湾で封切られると、2億6000万台湾ドル(約11億7000万円)を超える大ヒットとなった。なかなか日本で公開されない中、手を挙げたのはこれまでも個人で台湾映画を配給してきた葉山友美と小島あつ子。さまざまな困難にぶつかる中、上映を終わらせたくない一心で約2年間、宣伝活動を続けてきたという。ヒット作の裏側を関係者に取材する本企画では、そんな2人にインタビューを実施。異例のロングラン上映の舞台裏、“今の台湾映画”への思い、目指す未来を聞いた。