「無聲 The Silent Forest」の
1990年代の台北を舞台とする本作は、受験に失敗したコンプレックスを抱きながらも、母の強引な勧めにより名門校・第一女子高校の夜間部に進学した小愛(シャオアイ)が主人公の青春物語。全日制と同じ教室、同じ机を使う夜間部において、小愛は机に手紙を入れるやり取りから全日制の成績優秀な敏敏(ミンミン)と“机友(きゆう)”になる。ある日、小愛は敏敏に制服の交換を提案され、やがて同じ男子に思いを寄せていることに気付くのだった。
チェン・イェンフェイが小愛を演じ、敏敏役で「愛という名の悪夢」のシャン・ジエルー(項婕如)が出演。2人が恋する男子に「台北アフタースクール」の
監督を務めた「よい子の殺人犯」で知られる
「ひとつの机、ふたつの制服」は東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。配給はムヴィオラ、マクザムが担う。脚本を手がけたシュー・フイファン(徐慧芳)、ワン・リーウェン(王莉雯)のコメントも以下の通り。
映画「ひとつの机、ふたつの制服」特報
ジャン・ジンシェン(荘景燊 / 監督)コメント
この映画を日本の皆さんに観てもらえてうれしいです。この映画を観て、皆さんが今より少しだけ、自分のことを愛せるようになったらいいなと思っています。ありのままの自分でいるだけで素晴らしい。それはとても楽しいことだからです。
シュー・フイファン(徐慧芳 / 脚本)コメント
制服を脱いだら、あなたは何者? 今あなたが着ているのは、名門校の制服? それとも非名門校? 社会に出たらどんな制服を着て、どんな名刺を持つ? すべてを脱ぎ捨てたら、あなたはどんな人? これは一生ついて回る問いですし、この映画で皆さんに捧げたい問いでもあります。
ワン・リーウェン(王莉雯 / 脚本)コメント
この映画は、誰より優秀というわけではないけれど、いつも真面目に生きている皆さんに捧げる映画です。この映画が皆さんに勇気をもたらし、皆さんが毎日を楽しく生きていけることを願っています。
歩く台北(台湾)|旅行ガイド・地図 @arukutaipei
【ニュースシェア】台湾映画「夜校女生(邦題:「ひとつの机、ふたつの制服」)が、10月31日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほかで公開
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