「チリの闘い」で知られる
第75回カンヌ国際映画祭で上映された本作は、2019年10月、地下鉄料金の値上げへの反対をきっかけに始まったチリ・サンティアゴでの民主化運動を捉えたドキュメンタリー。若者や女性が中心となったその運動は、大きなうねりとなりチリの保守的・家父長的な社会構造を揺るがしていく。映画には、デモに参加する母親や家父長制に異を唱える4人の女性詩人、先住民族であるマプチェの女性として初めて重要な政治的地位に就いたエリサ・ロンコンらへのインタビューが映し出される。ナレーションはグスマンが自ら担当した。
このたび解禁されたビジュアルには、まっすぐこちらを見つめる目出し帽の女性と、チリの女性権利擁護団体ラス・テシスのメンバーの姿が切り取られている。デモの様子などを収めた8点の場面写真も公開された。配給はアップリンクが担う。
パトリシオ・グスマンの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
若者や女性を中心に発展、チリ・サンティアゴの民主化運動捉えたドキュメンタリー公開(写真9枚)
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