SF映画「Le Visiteur du Futur」が「フューチャー・ウォーズ」の邦題で5月10日に公開されることがわかった。
2555年の地球を舞台とする本作は、1人のタイムトラベラーが終末の危機に瀕していた人類を救うために立ち上がる物語。2022年に戻り、世界を変えた“ある事件”を阻止することで歴史の改変を試みるが、時間警察の追手に迫られる。アルノー・デュクレ、フローラン・ドリン、エンヤ・バルー、ラファエル・デスクラック、スリマン=バプティスト・ベルフンが出演した。
監督・脚本・制作を担当するのはフランソワ・デスクラック。予算ゼロの状態から、毎日3エピソードを撮り続けて本作のもとになるWebシリーズを製作した。本国フランスでカルト的な人気を博し、小説やコミックなどのメディアミックスを果たした13年後に劇場映画として本作を製作。脚本執筆時にはプロデューサーから「製作費のことは気にせず、1200万ユーロあるつもりで書きなさい」と言われたが、実際には400万ユーロという限られた製作費に合わせて対応しなければならなかったそうだ。
デスクラックは「土曜日の夜に家族が集まって団らんの場で観るような、そんな作品です。もちろん友人とでも構いません。90年代に私が観に行っていたような、誰もが楽しめる映画にしたかったのです」とコメント。フランスの批評家からは「カルトクラシックになる運命の本物のSF映画」「近年のMCU作品よりもエキサイティング!」などと絶賛されている。YouTubeでは予告編が公開中だ。
「フューチャー・ウォーズ」は東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。配給はクロックワークスが担当する。
映画「フューチャー・ウォーズ」予告編
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2555年から現代へタイムトラベル、フランスの批評家が絶賛したSF映画が5月公開(動画あり) https://t.co/NTAjid4XNJ