嵐を呼ぶ十八人
アラシヲヨブジュウハチニン
上映時間:108分 / 製作:1963年(日本) / 配給:松竹京都
解説 日本の高度成長下の底辺で働く社外工の青年たちの姿を、吉田喜重が従来の労働者映画への批判をこめて描いた作品。瀬戸内海に面したK市の造船所の下請けで働く社外工の島崎は、タコ師(労働者の手配師)が集めてきた新入りの社外工18人の僚監になる。彼らはいずれも札つきの連中ばかりで、花札バクチをやる奴、ケンカをする奴と、島崎はことごとく手を焼く。夏季闘争のシーズンがやってくると、組合員でない社外工には稼ぎ時だ。懐の暖かくなった島崎と18人は夏祭りに出かけるが、仲間の一人が島崎の恋人を暴行する。そして……。
スタッフ |
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