嵐を呼ぶ男(1957年)

アラシヲヨブオトコ

上映時間:101分 / 製作:1957年(日本) / 配給:日活

解説 石原裕次郎を一躍国民的スターにした大ヒット作。この1作のヒットにより、それまで赤字経営だった日活は再建を果たした。この年の興行ベスト5のうち、2本が裕次郎の主演作品。このほかにも配収が2億円以上あったものが3本あったことを見ると、当時の裕次郎人気がうかがわれる。国分正一は銀座で評判の暴れん坊。そこで弟の英次は兄を売り出そうと、女流マネージャー・美弥子に頼み込んだ。ジャズドラマーを目指した激しい猛練習の中で、正一と美弥子はお互いに惹かれるものを感じ始める。いよいよライバル・チャーリー桜田とのドラム合戦の前日、正一はトラブルに巻き込まれ、右手をケガする。当日、右手の痛みから苦境に立った正一は、マイクを握り歌を歌い、満場の拍手を浴びる。屈辱を受けたチャーリーは、美弥子に横恋慕する芸能界の黒幕・左京とともに正一の右手を完全に潰す。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:井上梅次
原作:井上梅次

キャスト

国分正一:石原裕次郎
福島美弥子:北原三枝
左京徹:金子信雄
島みどり:芦川いづみ
白木マリ
国分英次:青山恭二
チャーリー・桜田:笈田敏夫