「名無し」は、接触するだけで人を殺められる異能を持った中年男、山田太郎を巡る事件を描くサイコバイオレンスだ。佐藤が映画用に制作し、お蔵入り寸前だったオリジナル脚本が
丸山は山田の名付け親になる巡査・照夫役を担当。「原作を読みましたが、どこからこんな発想が生まれるのか。ただ残忍なだけではなく、深く共感せざるを得ない、人間としての欠陥を象徴するかのような特殊性。この世界の中に飛び込める事を、光栄に思います」と語った。
山田と同じ児童養護施設で育った山田花子役を務めるMEGUMIは、「こんなにも深く、そして悲しい関係で再びご一緒できることに、この世界で働く面白さと不思議さを噛みしめています」とコメント。そして連続殺人事件の容疑者となる山田を追う刑事・国枝役の佐々木は、「佐藤二朗は、わたしの勝手にだが、戦友というか同志に思ってる」「声掛けてくれるなんて。ありがとう。ちょびっとはがんばるよ」とコメントを寄せた。「名無し」は2026年5月に公開。
丸山隆平(照夫役)コメント
まず、この唯一無二の世界観を生み出して下さった、佐藤二朗さんに感謝します。
原作を読みましたが、どこからこんな発想が生まれるのか。
ただ残忍なだけではなく、深く共感せざるを得ない、
人間としての欠陥を象徴するかのような特殊性。
この世界の中に飛び込める事を、光栄に思います。
観てくださる皆さんに楽しんでもらえるよう、作品の一部として全力を尽くします。
公開をお楽しみにっ!
MEGUMI(山田花子役)コメント
佐藤二朗さんとは、数年前にコメディドラマでご一緒して以来の再会になります。
今回は、こんなにも深く、そして悲しい関係で再びご一緒できることに、
この世界で働く面白さと不思議さを噛みしめています。
「自分の持つ傷の行方」ということを考えながら、
今回の役に真摯に向き合いたいと思います。
私にとって大きなチャレンジとなるこの機会を、最後まで大切に演じたいと思います。
佐々木蔵之介(国枝役)コメント
佐藤二朗は、わたしの勝手にだが、戦友というか同志に思ってる。思いたい。思わせてくれ。
わたしが関西から上京して来たばかりの時、一緒に小さな舞台に立ったり、ドラマにもちょいと共演したり。 同じ小劇場出身の泥臭い匂いを感じてた。
劇団(現:演劇ユニット)「ちからわざ」で自ら脚本を書いて公演しているのを偉いな立派だな、と思ってた。 それが、映画の原作脚本書いてプロデュースするなんて。
そして、声掛けてくれるなんて。
ありがとう。
ちょびっとはがんばるよ。
映画「名無し」
2026年5月全国公開
スタッフ
原作:
監督:
脚本:佐藤二朗
配給:キノフィルムズ
キャスト
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佐藤二朗原作の映画「名無し」に丸山隆平、MEGUMI、佐々木蔵之介が出演(コメントあり)
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