赤塚不二夫の初エッセイ本「シェー!!の自叙伝」が約60年振りに復刻

赤塚不二夫の生誕90周年を記念し、長らく入手困難となっていた赤塚の初エッセイ本「シェー!!の自叙伝 ぼくとおそ松くん」が約60年振りに復刻。「シェー!!の自叙伝──赤塚不二夫クロニクル」として、本日9月12日に晶文社から発売された。

「シェー!!の自叙伝──赤塚不二夫クロニクル」には「シェー!!の自叙伝 ぼくとおそ松くん」の内容に加え、赤塚が30歳から64歳までの間に雑誌や新聞などさまざまな媒体で語られた言葉を収録。その生い立ちから、トキワ荘での青春と苦悩、「天才バカボン」の誕生秘話、「おそ松くん」命名の由来、友人に父母、故郷、食生活、子育て、パチンコ、酒、愛猫、遺言まで、赤塚の人生や趣味趣向、創作の秘密が丸わかりになる。

また初公開の貴重な写真や図版400点以上も掲載。作品の補足情報と関連資料をまとめた「深掘りガイド」、赤塚の出生から没後まで90年分を網羅した「年譜」、特別付録「イヤミ色紙集」も収められている。

「シェー!!の自叙伝──赤塚不二夫クロニクル」

目次

本書カバー絵の秘密
はじめに

第1章 シェー!!の自叙伝 ぼくとおそ松くん
第2章 四畳半の西日 青春の軌跡
第3章 ふるさと人物伝 人生はギャグなのだ
第4章 短編エッセイ・インタビュー集

特別付録 イヤミ色紙集
収録作品 深掘りガイド
赤塚不二夫 年譜
おわりに