「ひらやすみ」アニメ＆ドラマ化　アニメはProduction +h.制作、ドラマはNHKで放送

真造圭伍「ひらやすみ」のアニメ化と実写ドラマ化が発表された。

「ひらやすみ」は、定職も恋人も将来の不安もなく、人のよさで近所のおばあちゃんから平屋を譲り受けた29歳の自由人・生田ヒロトの日常の物語。美大進学のために山形から上京してきた18歳の従姉妹・小林なつみとの2人暮らしの様子や、ヒロトの周囲に集まる生きづらい“悩み”を抱えた人々が描かれる。週刊ビッグコミックスピリッツ（小学館）で2021年4月から連載中で、累計発行部数は110万部を突破。「輝け！ブロスコミックアワード 2021」大賞を受賞し、2024年にはイタリアのポップカルチャーの祭典「ルッカコミックス＆ゲームズ2024」で最優秀連載コミック賞を受賞した。

アニメの制作はNetflix「地球外少年少女」、映画・アニメシリーズ版「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」のProduction +h.が担当。実写ドラマはNHK「夜ドラ」枠にて、今秋より22時45分から15分間、月曜から木曜まで放送される。

真造から寄せられた描き下ろしお祝いイラストには、平屋の庭で屋根よりも高く咲いたひまわりを前に、笑顔でジャンプするヒロトと、誇らしげな表情のなつみが描かれた。フルアナログで描かれ、水彩の滲みやホワイトの色塗りなどが温かみを感じさせる。真造は映像化についって「アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです!! 完成作品を観るのを楽しみにしています!!」と期待を寄せた。