ミュージカル「Fate/Zero」切嗣役は新木宏典、言峰役は北園涼　全キャストが解禁

「ミュージカル『Fate/Zero』～The Sword of Promised Victory～」の全キャストとキービジュアルが解禁された。

“第四次聖杯戦争”を描く原作の物語を、前後編の2部作として展開する「ミュージカル『Fate/Zero』」。東京公演は2025年1月18日から26日まで東京・THEATER MILANO-Za、大阪公演は2025年1月31日から2月2日まで大阪・SkyシアターMBSで上演される。チケットは本日11月1日に最速先行抽選申込を開始した。

主人公・衛宮切嗣役は新木宏典、切嗣のサーヴァント・セイバー役は秋野祐香、切嗣の妻のアイリスフィール・フォン・アインツベルン役は山内優花、切嗣の助手・久宇舞弥役は佃井皆美が務める。遠坂家の五代目当主・遠坂時臣役は遠山裕介、時臣のサーヴァント・アーチャー役は丘山晴己。時臣の弟子で、サーヴァント・アサシンのマスターである言峰綺礼役を北園涼が演じる。時計塔のケイネス・エルメロイ・アーチボルト役は伊藤裕一、そのサーヴァント・ランサー役は輝馬、無自覚のままマスターとなる雨生龍之介役は佐々木喜英、雨生が偶然召喚したサーヴァント・キャスター役は吉田メタル。間桐家との間に確執を持ち、ある交換条件のもとでサーヴァント・バーサーカーと聖杯戦争に参加する間桐雁夜役は健人が担当する。時計塔の学生でありながら好機を得てマスターとなったウェイバー・ベルベット役は平松來馬、ウェイバーのサーヴァント ・ライダー役は岸祐二に決定した。

キービジュアルには切嗣と、その背後に立つセイバーが収められた。7陣営が勢揃いした集合ビジュアル、各キャラクターの個別ビジュアルもお目見え。またアニメ「Fate/Zero」の劇伴楽曲を使用した公演PVが、アニプレックス公式YouTubeチャンネルで公開された。

新木は出演決定の心境を「舞台化する上では、あの派手なアクションシーンがどのように表現されるのか、一ファンとしてもとても興味深く、稽古が始まるのを心待ちにしています」と語る。北園は言峰役について「この男の苦悩や幸せを、自分を通して表現する事でどんな景色が見えるのか、怖さもありますが、楽しみもあります」と述べた。

「Fate/Zero」は、ゲームメーカー・TYPE-MOONのPC ゲームであり、「Fate」シリーズの原点「Fate/stay night」の前日譚となる虚淵玄の小説。奇跡を叶える“聖杯”の力を追い求め、7組の魔術師（マスター）と英霊（サーヴァント）が最後の1人になるまで戦いを繰り広げる。2011年、2012年にはTVアニメも放送された。ミュージカルでは坂部剛が全楽曲を書き下ろし、バグパイプやチェロといった独特の音色を持つ楽器の生演奏で作品の世界を表現。振付は広崎うらんが担当する。

新木宏典（衛宮切嗣役）コメント

この度、「Fate/Zero」の舞台化にあたり、衛宮切嗣役を務めさせていただくことになりました。
心理描写にとても含みを感じる作品で、アニメを楽しく見させていただいていた作品。
舞台化する上では、あの派手なアクションシーンがどのように表現されるのか、一ファンとしてもとても興味深く、稽古が始まるのを心待ちにしています。
あの世界観をカンパニー一同で表現するため精進して参ります。
宜しくお願いします。

北園涼（言峰綺礼役）コメント

この度、言峰綺礼役を演じさせていただきます北園 涼です。
この作品に関われることがとても嬉しく、人間というものを改めて考えさせられる、
そんな役になるのではないかなと感じています。
言峰綺礼は一見すると人間味が無いようでいて、深く知るほどに味のある男だなと思っています。
この男の苦悩や幸せを、自分を通して表現する事でどんな景色が見えるのか、怖さもありますが、楽しみもあります。
素敵なカンパニーの皆様と原作を愛し、 「Fate/Zero」の舞台化を盛り上げていきたいと思いますので、是非とも劇場でこの世界を感じて下さい。