“動かない”ご当地アニメ「とーがね！おまつり部」、再編集版がTOKYO MXで10月放送

千葉・東金を舞台にしたご当地アニメ「とーがね！おまつり部」の再編集版が、10月3日よりTOKYO MXで放送されることが決定した。

「とーがね！おまつり部」は、お祭りが大好きな主人公・栃野みのりと友人たちが、 街から消えてしまったお祭りを復活させ、かつての文化が残り東金の商業の中心であった駅西側を再び盛り上げていこうと奮闘する物語。2022年にシリーズ第1弾となる「とーがね！おまつり部」、2024年にシリーズ第2弾となる「とーがね！クロニクル」がチバテレで放送された。今回放送される再編集版は、2022年版のイラスト・音声はそのままに再編集、一部劇伴を変更したもの。再編集版のキービジュアルには、実際の東金の風景写真をバックに、キャラクターの表情差分だけで描かれるアニメの作風に合わせ、「スタッフ＆キャストに予算全振りした結果、アニメが動か（け）なくなった」というキャッチコピーが添えられた。

みのり役を演じるのは、アニメの主題歌「おどりゃんせ」の歌唱も担当する工藤晴香。みのりの友人の神代すばる役を工藤ひなき、岡田いおな役を葉月ひまり、菜花りあん役を篠原夢、景勝ゆりか役を岡本麻衣、彼女たちの活動を陰から見守る東金市のご当地ゆるキャラ・やっさくん役を関智一が務めている。またレギュラー声優として半田健人が参加。そのほか矢尾一樹、東金市出身のプロレスラー・永田裕志らが出演者として名を連ねている。

監督は「仮面ライダークウガ」をはじめとする仮面ライダーシリーズや「特捜戦隊デカレンジャー」などの監督・演出を手がけてきた鈴村展弘、 シリーズ構成を塩味鷹虎、キャラクターデザインを時庭遊が担当。また「Peeping Life」や劇場アニメ「音楽」などで知られる中島弘道がプランニングマネージャー、出口遼がオープニング主題歌と音楽制作を担っている。