アニメ「できそこ」アレンを追放する父役に子安武人、逢坂良太・子安光樹も出演

TVアニメ「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」の追加キャストとして子安武人、逢坂良太、子安光樹の出演が発表された。

子安武人演じるクレイグは、主人公・アレンの父。アレンを「出来損ない」と決めつけヴェストフェルト家から追放した。逢坂が担当するのはアレンの弟であり次期当主のブレット。自分と父親以外の者をすべて下に見て小ばかにしている。子安光樹は隣国の侯爵家の当主・アンリエットの弟を名乗る少年・カーティス役を務める。

主人公を追放する父親という役どころについて子安武人は「やはり複雑な背景がこの人にもあるんですよね」とコメント。逢坂はアレンに対し優しさを持ち合わせないブレットの演技を「思う存分嘲ることができました」と振り返る。カーティスを「佇まいが上品で少し弱気だけど優しい青年」と表現するのは子安光樹。「立場や性格に起因する彼の苦悩や葛藤と向き合い、大切に表現していきたいです」と意気込みを述べた。

4月よりテレビ東京、BSテレ東ほかにて放送される「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」。元英雄としての前世を持ちつつも、神の恩恵“ギフト”を得られず「出来損ない」と呼ばれたアレンが公爵家から追放され、自由気ままな旅を始めようとするもさまざまな事件に巻き込まれていく。アレン役は蒼井翔太、彼とともに旅する王女・リーズは栗坂南美が務める。

子安武人（クレイグ役）コメント

主人公の父親役なので良い人なのかなと思ったのですが……そうですよね、やはり複雑な背景がこの人にもあるんですよね。若い役者さんが多い現場なのでアクセントになれるよう精一杯演じたいと思っています。是非ご覧になってください。ヨロシクお願い致します！

逢坂良太（ブレット役）コメント

自分が演じさせていただくブレットは主人公アレンを出来損ないと見下している弟です。
本当にかすかな優しさすらアレンに対して持ち合わせていないキャラクターなので、
思う存分嘲ることができました。
最終的にこの親子関係はどう決着するのか、楽しみにしていただきたいなと思います。

子安光樹（カーティス役）コメント

カーティスの姓からは、とあるキャラクターとの関係性や彼自身の境遇などを読み取ることができます。そんな彼への第一印象は「佇まいが上品で少し弱気だけど優しい青年」でした……が、実は僕にとっては初めて挑むタイプのキャラクターでもあるので、立場や性格に起因する彼の苦悩や葛藤と向き合い、大切に表現していきたいです。