「ぷらせぼくらぶ」38Pの描き下ろし読切を加えて新装版に、原画展も開催

奥田亜紀子「ぷらせぼくらぶ 新装版」が、本日4月8日に祥伝社から発売された。

2013年に刊行され絶版となっていた「ぷらせぼくらぶ」は、思春期の切実な日常をみずみずしい言葉と独特なタッチで描き出した連作短編集。中学2年生の岡ちゃんは、当たり前に大人になっていく周りの変化に付いていけない。友人の田山は同類だと思っていたが、いつの間にか前のように笑い合うことが難しくなっていて……。新装版には、38ページにわたる描き下ろしの読み切り「夕子の思い出」も収録された。

新装版の刊行を記念し、5月10日から23日まで東京・青山ブックセンター本店では原画展を開催。「ぷらせぼくらぶ」の線画原稿が展示されるほか、描き下ろしの新作イラスト8点が展示販売される。また奥田が自主制作したリソグラフポストカードの販売も。会場で新装版を購入した人には、購入特典としてカバーイラストのポストカードが先着で進呈される。