約900人の観客が待つ道頓堀川には、空母いぶきをイメージしたステージ船が登場。いぶきの約14分の1サイズとなっている船に上がった西島は「ちゃんとスキージャンプ型にもなっていて、ビックリしました」と感想を述べる。佐々木も「大阪はね、カニを何十倍にしたり、ふぐを何倍にもしたりするんですよ」と大阪名物である特大看板をいじりながら、「今回の船は小さくするという。大阪風に言うとこれはたこ焼きの舟を何十倍にしたみたいな感じですかね」と語り、観客の笑いを誘った。
映画の見どころについて、高嶋は「この映画を観て、本当に戦争っていけないんだなってつくづく思いました。来てほしくないけれど、来るべきそういう瞬間に備えなくてはいけないのかなと思うぐらい、今の世界を描いた映画です」と述懐。現役の自衛官に話を聞いたという西島は「皆さん本当に大変な任務に就いていらっしゃいますが、家を出るときには必ず笑顔で家を出ると仰っていました。こういった方々のおかげで、今こうやって平和に過ごせているのだと改めて感じます」と明かす。また「日本にかつてない危機が訪れて、それにどう立ち向かっていくかという手に汗握る映画です。とにかく楽しんでいただいて、映画館を出た後に、平和に過ごしてるかけがえのない時間の大切さを感じていただけたらこんなに幸せなことはありません」と思いを口にした。イベントの最後、キャスト陣は「空母いぶき」の掛け声に続き、約5000人の観客とともに「観にきてやー!!」と絶叫し幕を閉じた。映画「空母いぶき」は5月24日に全国ロードショー。
※高嶋政宏の高ははしごだかが正式表記。
なおコミックナタリーと映画ナタリーでは映画「空母いぶき」の公開を記念した特集を展開。公開中のコミックナタリーの特集記事には、ボイスドラマ「第5護衛隊群かく戦えり─女子部─(映画『空母いぶき』より)」で秋津竜太役を演じ、ミリタリー好きとしても知られる上坂すみれが登場している。自身も秋津役として作品に参加した上坂は映画をどう観たのか? ボイスドラマの収録の感想とともに語ってもらった。
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