「演劇部5分前」の百名哲、デビュー作含む短編集発売

Fellows!（エンターブレイン）で「演劇部5分前」を連載している百名哲の初となる短編集「冬の終わり、青の匂い」が、本日5月17日にエンターブレインより発売された。

「冬の終わり、青の匂い」には、喋る猫と意地っ張りのOLを描いたデビュー作「ばかねこ」や、特撮ヒーローを演じる新人女優たちの裏側を描いた「サムライ戦隊ブシドーファイブ」などを収録。ほかにも未発表作品「接ぎ木」や、描き下ろし作品「人糞」などが披露されている。

ほかにも雑誌掲載時のアンケートで、森薫の「エマ」に続く第2位を獲得し話題となった読み切り「桜の頃」を掲載。またあとがきでは、百名が各作品を細かく解説。「どのマンガも『演劇部5分前』の下敷きになっているところが多い」と記している。

「冬の終わり、青の匂い」収録作

「ばかねこ」（初出：月刊コミックビーム2005年11月号）
「整備兵」（初出：Fellows! Vol.6 購入特典小冊子「ロボットフェローズ」）
「サムライ戦隊ブシドーファイブ」（初出：月刊コミックビーム2006年7～8月号）
「接ぎ木」（未発表作品）
「ポカリ」（初出：月刊コミックビーム2008年4月号）
「聴こえてくる歌」（初出：コミックビームFellows! Vol.2）
「人糞」（描き下ろし作品）
「桜の頃」（初出：月刊コミックビーム2006年1月号）