舞台「ヒロアカ」ビジュアルを見た堀越耕平が「かっこよすぎませんか」と太鼓判

堀越耕平原作による舞台「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage」の発表会が、千葉・幕張メッセにて開催中の「ジャンプフェスタ2019」にて本日12月22日に開催された。

発表会には爆豪勝己を演じる小林亮太、マッスルフォーム時のオールマイトを演じる岩永洋昭、演出を担当する元吉庸泰、週刊少年ジャンプ（集英社）の中野博之編集長、同作の担当編集・頼富亮典氏、ネルケプランニングの野上祥子代表取締役社長が登壇した。発表会ではまず本日登場予定だったものの、体調不良のため登壇キャンセルとなった緑谷出久役の田村心からのメッセージを司会者が代読。田村は「原作の力をお借りして『ヒロステ』もお客様に楽しんでいただけるように精一杯向き合っていきたいと思います」と観客にメッセージを送る。

「いずれ舞台化してほしい」と堀越と話していたという頼富氏は、「堀越さんもすごくテンションが上っているので、クオリティについては安心して楽しみにしていただければ」とコメント。堀越からはステージのスクリーンに本日解禁されたビジュアルが映し出されると、中野編集長は「『アベンジャーズ』のチラシかと思っちゃいました」と称賛する。堀越からはビジュアルについて「どうなってしまうのか戦々恐々だったのですが、ヴィジュアル見てびっくりです！かっこよすぎませんかこれは。めちゃくちゃ楽しみにしてます！」とのコメントが寄せられた。

また原作を「男の熱い部分を燻られた」と評する小林は、「（役が決まったときは）マネージャーが僕に嘘をついているんじゃないかというくらいでした。皆さんの前に立ってようやく実感が湧いてきました」と喜びを噛みしめる。岩永はマッスルフォーム時のオールマイトを演じることについて「本番までにあと40～50Kgくらいでかくなって、身長も3、40cm伸ばすつもりです」と飄々と挨拶する。またこれまでにも「トミカヒーロー レスキューフォース」や「仮面ライダーオーズ/OOO」といった特撮作品に出演している岩永は「ヒーローをもうやることはないと思っていたんですが、まさか40近くになってこんな素晴らしい作品でヒーローをやらせていただくとは思っていなかったです。ファンの方が多い作品なのでその方々の期待を裏切らないようにしたいですね」と抱負を語った。

元より作品のファンであり単行本も全巻購入しているという元吉は「（劇中でキャラクターが持っている）“個性”をどうするかというのは皆さん気にされているところだと思いますが、安心していただきたいのは“個性”を持ってるのではというくらいのスタッフが集まっています。その“個性”を総合的に組み合わせて、誰も観たことのないエンターテインメントステージを作れればと思っています」と決意を口にした。舞台「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage」は2019年4月12日から4月21日まで東京・天王洲銀河劇場、4月26日から4月29日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。