劇場アニメ「
舞台挨拶には“アオヤマ君”役の
原作や脚本を読んでいると泣いてしまい、セリフを覚えるときに苦労したという西島は、「才能と勢いがあって、ものづくりの喜びにあふれている方」と、本日30歳を迎えたばかりの石田監督についてコメント。竹中も「背中に視線を感じながら僕たちはアフレコをするんですが、監督がニコニコしている気配が伝わってくるんですよ。優しくて、それでいて大胆で、最高の監督です」と称賛を寄せた。
ここでMCからキャストへ、アオヤマ君のが小学4年生であることにちなみ「どんな小学生でしたか?」という質問が。北は「ダメって言われることほどしたくなる子でした。夏休みの学校に侵入したりとか……」と意外な一面を見せる。蒼井は「『魔女の宅急便』が好きで、私はキキかもしれないと本当に思っていて。赤いカチューシャと黒いワンピースを着てデッキブラシにまたがって、『飛べ!』って言っているような、子供っぽい子供でした。飛べませんでしたけど(笑)」と会場の笑いを誘った。西島は「3月末生まれなので、小さくて、いろんなことができない子供でしたね」と話し、竹中は「マンガ家になりたかったんです」と幼少期の夢を明かしつつ「遠い昔のことは忘れちゃったよ。北さんは若くていいねえ……」と老人風の演技をしてみせ、共演者たちを笑わせた。
イベント終盤では“ペンギンイリュージョン”を披露。布で隠された大きなボックスが壇上に登場し、キャストたちが渡された噴射器のノズルを引くと、一斉にCO2が噴出。一瞬見えなくなったボックスの中から、なんと本物のペンギンが登場した。蒼井と北はしきりに「かわいい」と連呼し、キャストたちは至近距離で見るペンギンに釘付け。この後ペンギンたちと共にフォトセッションが行われた。
最後に、本作の主題歌を担当する宇多田ヒカルから、「謎の魅力。大人のズルさ。そんなことを感じながら原作を読ませていただきました。映画の公開を楽しみにしています」というコメントが読み上げられた。蒼井は「この映画をご覧になって、みなさんの見えている風景のトーンが1つ上がればうれしいなと思います。石田監督の長編デビュー作でもありますので、いろんな愛と祝福が注がれることを祈っています」とメッセージを送り、北は「子供の方は楽しく、大人の方はあの頃を思い出して、優しい気持ちになれる映画です。ぜひ楽しんでください」と舞台挨拶を締めくくった。
映画「ペンギン・ハイウェイ」は森見登美彦の同名小説を原作とする、少し生意気な小学4年生の“アオヤマ君”と、ミステリアスな“お姉さん”が織りなすひと夏の青春ファンタジー。自身が住む街にペンギンが出現するという謎の出来事を調査すべく、研究を始めたアオヤマ君の成長が描かれる。アニメーション制作は「台風のノルダ」のスタジオコロリドが担当。映画は8月17日より全国公開される。
「ペンギン・ハイウェイ」
2018年8月17日全国ロードショー
スタッフ
原作:森見登美彦「
監督:
キャラクターデザイン:新井陽次郎
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:阿部海太郎
制作:スタジオコロリド
キャスト
アオヤマ君:
お姉さん:
ウチダ君:釘宮理恵
ハマモトさん:潘めぐみ
福井美樹
能登麻美子
久野美咲
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リンク
- 映画『ペンギン・ハイウェイ』公式サイト
- ペンギン・ハイウェイ 森見 登美彦:書籍 | KADOKAWA
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うのちゃん @Satoru03301
【イベントレポート】「ペンギン・ハイウェイ」ペンギンが登壇、北も蒼井も「かわいい!」と釘付け - コミックナタリー https://t.co/ttc74FvFZ9
ナタリーさんやっぱりいい仕事するよ!
しゃちの頃から信用高いよ