イベントはレッドカーペットが敷かれたエントランスエリアにて開幕。キャストの
舞台挨拶からは
また一ノ瀬が挨拶を言い終えると、共演者たちからスーツに蝶ネクタイという服装に「結婚式みてえだな!」と突っ込みが。それに対して一ノ瀬は「スーツ屋さんに仕立ててもらったんです!」と満面の笑みで返した。園監督は「『新宿スワンII』は前作とは全く違うカラーになっております。前のようなガツガツした青春ものというよりは、男の色気を全面に出した映画になっているので、そこをぜひ観ていただけたら」と期待を煽った。
また本作から出演を果たした浅野。オファーを受けたときのことを振り返り、「正直、突然(出演が)決まったものですから『これは無理だ。僕にはできない』と思ったんです」と話し始める。「マネージャーにもそう話をしたんですけど、念の為に原作のマンガを読んでみたら(演じる)滝マサキが僕にそっくりなんですね。『うわっ! 似てる』と思って(笑)。しかも僕も横浜出身なので『うっ……なんか俺、やらなきゃいけないのかな?』って。原作を読んでいなかったらお断りしちゃってたかもしれない」と明かした。
イベント中盤には明日1月9日が成人の日ということにちなみ、登壇者たちの20歳頃の写真をスクリーンに投影。山本プロデューサーの若い頃の写真に全員で突っ込んだり、上地が綾野の写真について「なんか違うね、整形したんだ!?」と冗談を言ったりなど、和気あいあいと行われた。
最後に綾野は「みなさんが『新宿スワン』を愛してくださったおかげで、こうして『II』を届けられます。今年は酉年です。『新宿スワン』ということで我々にとっても非常に縁起のいい年だと確信しております」とまとめる。キャストが続々と壇上を去る中、綾野はしゃがみこみ床の映画ロゴに感慨深げに触れ、会場を後にした。
ヤングマガジン(講談社)にて連載されていた「新宿スワン」は、歌舞伎町のスカウト会社・バーストで働く龍彦を主人公に、裏ビジネスに従事する男たちのせめぎ合いを描く物語。2015年5月には映画「新宿スワン」が公開され、綾野が龍彦を演じた。横浜王国編をベースに描く「新宿スワンII」は、1月21日より公開される。
※桐山漣の漣はさんずいに連が正式表記
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