ホットロード女子校上映会、能年「目の保養」

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紡木たく原作による実写映画「ホットロード」の上映イベントが、本日8月6日、東京都江東区の中村中学校・高等学校で行われ、主人公・宮市和希を演じた能年玲奈と、春山洋志役の登坂広臣が登場した。

能年玲奈

能年玲奈

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本編上映後に2人がサプライズで姿を現すと、会場に集まった約300人の女子学生から黄色い歓声が沸き起こる。興奮気味の彼女たちを前に、ポロシャツにダメージジーンズ姿の登坂は「女子校に来る機会なんてなかなかないので」と緊張の面持ち。また黒いドレスに赤いハイヒールをまとった能年は「制服が好きなので、目の保養になってありがたい気持ちです」と独特の調子で語りはじめ、「私は中学生のときしか(制服を)着てないんですけど、シンプルな……布の少ない制服でした」と自身の学生時代を振り返る。

映画の撮影で苦労した点を問われると、能年は「私のイメージとはまったく違う役だと思うので、原作ファンを裏切らないように忠実に、でも自分の軸をブラさずやりたかったので、そこが難しかったです」と役作りの苦労を告白。そしてこの作品が芝居初挑戦となるという登坂も、「わからないことだらけでしたが、紡木先生に『春山を演じるのではなく、登坂さんらしくそこにいてください』と言っていただき臨みました。自分ってどういうものなのかを改めて考えたりして、また悩んだりも」と明かした。

また冒頭に登場する和希の頭突きシーンについて、能年が「思いっきりやらせてもらいました」と語れば、登坂も「気持ちいいくらい本気の頭突きと平手をいただいて、次の日にオデコが痛かったです」と笑う。終盤には会場の学生からの質問コーナーも設けられ、「残り少ない高校生活を楽しむにはどうすればいいですか?」という問いかけが。能年は「友達と何かを一緒に作ってみたらいいんじゃないでしょうか。大きな絵を描いてみるとか、携帯でムービーを撮ってYouTubeにアップしてみるとか」とアドバイスしていた。

映画「ホットロード」は8月16日から全国ロードショー。監督は「ソラニン」「僕等がいた」の三木孝浩、脚本は吉田智子が手がけている。

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