バストリオ新作は“革命”をめぐる物語、2010年以来の京都公演も

バストリオが「わたしたちのことを知っているものはいない」を、11月5・6日に京都・punto、11月9日から13日まで東京・poolにて上演する。

ドキュメンタリー映画監督としての出自を持つ主宰の今野裕一郎が、沖縄でのフィールドワークを経て、コラージュやカットアップなどの手法を用いて立ち上げるバストリオの最新作。“音、言葉、身体、モノ、行為”をコンセプトに、“革命”をめぐる物語が展開する。

また本作は、10月22日から開催される「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN」の「オープンエントリー作品」にもラインナップ。2010年に上演された「まるいじかんとわたし」以来となるバストリオの京都公演に注目しよう。

さらに東京公演ではアフタートークも予定されており、10日19:30公演には、批評家の佐々木敦、11日19:30公演には映画監督の三宅唱がそれぞれ登壇する。