佐野元春、21年ぶりドラマ主題歌に「非常にうれしく思う」

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佐野元春が、昨日5月17日に行われたドラマ「配達されたい私たち」のトークイベントに登場した。このイベントは東京・WOWOW本社にてマスコミ向けに行われたもの。

「配達されたい私たち」トークイベントでの佐野元春。

「配達されたい私たち」トークイベントでの佐野元春。

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佐野がドラマの主題歌を担当するのは1992年に放送されたフジテレビ系ドラマ「二十歳の約束」の主題歌「約束の橋」以来、およそ21年ぶり。佐野はこのドラマ主題歌提供について「作家の方や監督が僕のことを指名してくれた。これは同じクリエイターとして非常にうれしいことです」と素直に喜びを明かした。

イベントにはドラマの監督を務める古厩(ふるまや)智之も登場。佐野のファンだという古厩が「勝手に兄貴だと思っている」と話すと、佐野は「全国にいっぱい弟がいますから」と微笑みを見せた。また佐野は自身のソングライティングについて「人の持つ明るい面を淡々と描きながら、暗い面は聴き手に想像してもらう。それを意識して作ってます。要するに聴き手を信じる、これが前提になりますよね」と話した上で「音楽を創作する上で大切にしてることは2つあります。1つはディテールを磨くこと。言葉の表現だったり、サウンド面の細部ということですね。もう1つは言葉とメロディとリズムの3つの要素につなぎ目がないように作ることを心がけている」と明かした。

またドラマ主題歌「虹をつかむ人」が収録されている最新アルバム「ZOOEY」について佐野は「今回のアルバムは自分の予想以上に“よかったよ”という感想をいただいてます。20代から50代まで幅広い世代の人が聴いてくれてるのはとてもうれしい」と語り、最後に「『虹をつかむ人』が『配達されたい私たち』によい貢献ができればいいなと思ってます。ドラマを楽しんでください」とアピールしてトークイベントを締めくくった。

「配達されたい私たち」は脚本家・一色信幸が自身のうつ病克服体験をもとに出会いと別れ、うつ病からの再生をテーマに描いたヒューマンドラマ。佐野元春が主題歌を提供し、塚本高史、栗山千明、長谷川京子をはじめとした豪華俳優陣が出演している。

WOWOWプライム「配達されたい私たち」

<第1話再放送>
2013年5月19日(日)12:45~13:45
<第2話>
2013年5月19日(日)22:00~23:00

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