ent×8otto×The Flickers、フロアを魅了した新代田競演

昨日9月26日に東京・新代田FEVERにて、ライブイベント「HighApps」とWEBマガジン「New Audiogram」によるコラボイベント「HighApps×New Audiogram #01」が開催された。

記念すべき第1回「HighApps×New Audiogram」には、初競演となるThe Flickers、8otto、entの3組が参加。トップバッターを務めたThe Flickersは「non-fiction」や「lovender」などダンサブルなナンバーを続けて演奏し、熱量の高いステージでフロアを踊らせる。かと思えば、安島裕輔（Vo, G, Syn）が初回の「HighApps」を振り返り「あのときは、すごく緊張してたのを覚えてます。今日も……緊張します」と堂々としたステージからは想像できないMCで緊張を明かす。また堀内祥太郎（B）が「今、新しい曲を作ってます」と新作に向けてレコーディングしていることを報告し、バンドが進化中であることをオーディエンスに印象付けた。

続いて登場した8ottoは、海外で培った骨太なパフォーマンスを展開する。クールな空気を漂わせるマエノソノマサキ（Dr, Vo）のボーカルと、激しいアンサンブルのコントラストにオーディエンスはたちまち魅了されていく。さらに「China」ではマエノソノがフロアに降りたり、「Say」ではTORA（B）が「今日一番のジャンプを見せてください」と煽ったりと観客を巻き込んだ一体感のあるライブを作り上げた。

イベントのラストを飾ったentは、ギターに大山純（ストレイテナー）とドラム兼マニピュレーターに菅井正剛を迎えた3人編成の「ent band」でライブを披露。ホリエアツシは「良いイベントで、対バンもカッコよくて、最後にやるのも気が引けますけど、楽しんでいってください」と述べると、繊細なバンドアンサンブルを紡ぎ、場内を幻想的な空気で包み込んでいく。そしてアンコールでは「Sleeping Ghosts」を丁寧な演奏で届け、初開催の「HighApps×New Audiogram」を成功へと導いた。

なお「HighApps×New Audiogram」は早くも第2回の開催が決定。11月22日に今回と同じ新代田FEVERにて、キドリキドリ、クリプトシティ、Qomolangma Tomatoらが競演を繰り広げる。

HighApps×NewAudiogram #02

2012年11月22日（木）東京都 新代田FEVER
OPEN 18:00 / START 19:00
＜出演者＞
キドリキドリ / クリプトシティ / Qomolangma Tomato / and more