アプガ仙石、誕生日公演で誓い「龍のように上昇する！」

昨日4月30日に東京・WWWにて「アップアップガールズ（仮）～仙石みなみ誕生日スペシャル～」が開催された。

これはこの日で23歳となった仙石のために企画された自身初のソロ公演。メンバー単独公演もグループ結成以来初の試みということで、会場は仙石の担当カラーである赤の生誕Tシャツを着たファンで埋め尽くされ、開演前から熱気に包まれていた。

この日の公演は追加公演の「EXTRA公演」を1部、本公演を2部として開催。「EXTRA公演」ではまず仙石が1人でステージに登場し今回の企画の説明を始める。仙石は「サプライズで発表された公演だったので、メンバーにも出演してもらおうと交渉したんですけど断られてしまったり。大変な道のりでここまで来たんですけど、なんとかメンバーが全員揃いました。誕生日当日にやっぱりみんなと一緒にいたいですからね。皆さんもこんなに集まってくれて心強いです！」と語り、「なめんな！アシガールズ」をソロで歌い上げてイベントをスタートさせた。

続いて仙石は「この公演ではトークを中心にやっていきたい」と述べ、ゲストとのトークコーナーへと突入する。しかし仙石は誰がゲストとして登場するのかを知らされておらず、MCとして登場した古川小夏に導かれるままゲストを待つと、1人目には仙石を推す女性ファンがファン代表として登場。女性ファンから「みーこ（仙石）の前世はなんですか？」という質問が投げかけられると仙石は「確実に侍です。侍とか武士が出てるDVDを観ると懐かしいって思うの。侍の中でもたぶん織田さん寄りだと思います。織田さんの草履を温めてたのかなって。同じことをやってる猿みたいな人がいたんですけど確実に私の方が先にやってた」と自信たっぷりに主張する。さらに仙石は「前世ってけっこういっぱいあるじゃないですか。織田さんの次は伊達さんに仕えて毒見役をやってました」と述べ、女性ファンと会場に集まったファンを困惑させた。

そして2人目のゲストには「仙石みなみを愛する人」として吉川友が登場。仙石を見つけるや否や抱きつく吉川に対して仙石は「怖い！」といぶかしげな表情を浮かべる。そんな仙石を気にもせず仙石のステージドリンクを飲み「かわいいねー」とマイペースに進行しようとする吉川は「みーこが今日誕生日で明日は私の誕生日。運命感じちゃうよね」と語りかけ、常に仙石をロックオンした状態に。怯える仙石に対して吉川は「みーこのことは本当に尊敬してる。でももう大人なんだから忘れ物は気をつけようね。みーこ大好き！」と気持ちを伝え仙石を抱きしめ、嵐のように去っていった。そんな吉川に対して仙石は「きっちゃんは怖いけど好き。これからもいい距離感で仲良くしていきたい」と本音を語って笑いを誘った。

トークコーナーが終わるとステージにメンバーが全員登場しライブコーナーへ突入。まずは「ナチュラルボーン・アイドル」のセンターを仙石が務める特別バージョンが披露され、その後は「イチバンガールズ！」「（仮）は返すぜ☆be your soul」「サバイバルガールズ」を歌唱し会場を盛り上げた。

最後に仙石は「誕生日当日に皆さんに会えたことのがうれしいですし人生初のソロ公演は記念になりました！ これからは龍のように上昇していけるような大人になっていきたい」と感謝の言葉を述べる。すると最年少の新井愛瞳が「23歳になったんだから髪型とか私服のセンスを磨いてほしい。あともうちょっと日本史に強くなろうよ！」とダメ出しを行い、笑い声に包まれたま「EXTRA公演」を終えた。

2部の本公演はライブを中心に展開。前半は仙石ソロによる「Burn the fire!!」や「バレバレI LOVE YOU」などが歌唱され会場を大いに盛り上げた。そして後半はメンバー全員が集まり「チョッパー☆チョッパー」や「ジャンパー！」といったアッパーな曲でフロアを熱気に包み込む。さらに「ENJOY!! ENJO(Y)!!」では仙石に内緒で歌詞の内容が変更。仙石に関する内容に歌詞が変えられたことに歌いながら気付いた仙石は苦笑いをしながらもノリノリでメンバーと歌い上げた。

仙石は最後のMCで「23歳になったということで『ニイサン』なので、これからは“仙石にいさん”としてみんなを引っ張っていけるようになりたいです！」と自信満々に今後の意気込みを語り、ファンからの“にいさんコール”を受けて満面の笑顔を見せた。

終演後、仙石は古川、佐藤綾乃、森咲樹、佐保明梨から改めて誕生日のお祝いとしてパイまみれにされ、本当の意味で誕生日公演は終了した。