「キングダム ハーツIII」×本郷奏多|ディズニーのキャラクターとの共闘にワクワク、“同年デビュー”ゲームシリーズ最新作をPlayStation®4でプレイ

「ファイナルファンタジーX」を初めてやったときの衝撃と似ている

──ナンバリングタイトルは2005年にリリースされた「キングダム ハーツII」以来約14年ぶりとなるのですが、ついに発売されると知ったときの心境は覚えてますか?

「え、新作出るんだ!」って感じですかね。10年以上間が空いていて、正直「キングダム ハーツ」のことは頭から抜けていたんです。だからめちゃめちゃ感動しました。

──本日実際にプレイしてみて、どんな感想を抱きました?

本郷奏多

当たり前ですけど、断然進化してました。スクウェア・エニックスの映像技術って間違いなくゲーム業界を引っ張っていると思っていて、それを実感しました。PlayStation®2で「ファイナルファンタジーX」を初めてやったときの衝撃と似てますね。

──映像の進化が尋常ではないと。

過去シリーズからもっともパワーアップしてると感じた部分はやっぱりそこです。あとはアクションの種類が豊富だなと。キーブレードの種類もさらに増えていて、形態によってフィニッシュ技が変わったり。まだ短時間しかプレイしてないですけど、できることがものすごく増えてると感じました。

──「トイ・ストーリー」などディズニーのキャラクターと一緒に戦えるのはうれしいともおっしゃっていましたね。

「キングダム ハーツIII」

過去シリーズでもそうですけど、知ってる映画の世界が登場するのはやっぱりうれしいです。「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」は子供の頃に観ていたので、そのときを懐かしんでみたり。出てくる作品の数が多いから、それぞれのワールドで当時を思い返しながらプレイできると思います。あと今回“ダークシーカー編”が完結するんですよね?

──そうですね。

シリーズの一区切りというか、1つの完結を見届けることができるのも楽しみです。「キングダム ハーツ」がポップなゲームであることは間違いないんですが、実は全体のストーリーは入り組んでいて難解なので、それがどういうところに着地するのかなって。そこでゲームを通して描いてきたテーマが浮かび上がってくるのかなとも思ったり。

──本郷さんが思う「キングダム ハーツ」シリーズのテーマとは?

いや、そう言われると難しいですけど(笑)。でも本質としてはすごくシンプルなものを描こうとしてるのかなという気がします。人間の心であるとか……全然わからないですけどね(笑)。「キングダム ハーツIII」をプレイし終わったあとに感じ取ることができたらいいなと思います。

「ドラゴンクエストX」にハマったのは業界の先輩がきっかけ

──今年は主演を務める「凜-りん-」や、成蟜を演じた「キングダム」など出演作の公開を控えていますが、俳優として活動する中でゲーム好きでよかったと感じたことはありますか?

「キングダム ハーツIII」

空き時間をゲームをして過ごせるというのは大きいですね。それをきっかけに共演者と盛り上がったこともあるので。「新作出たけどもうやった?」みたいに情報交換をしたり。

──芸能界で仲のいいゲーム友達っています?

……おかしいな。話すことには話すんですけど、友達はあまりいない(笑)。でもオンラインの「ドラゴンクエストX」にハマったのは業界の先輩がきっかけで。

──共演したときに薦められたんですか?

「弱くても勝てます」(「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」)っていうドラマの撮影中だったと思います。「DQ好きだよね? DQXやってないの?」って聞かれて、「DQXはハマりそうで怖いから手を出してないんです」と答えたんです。そしたら「やれ」って言われて始めました。

──(笑)。

本郷奏多

昔からオンラインゲームは好きだったんですけど、「ドラゴンクエストX」にはどっぷりハマっちゃって。一時期すごくやり込んでました。先輩は僕より先に始めていたこともあって、ゲームの中ですごいポジションにいるんですよ。めちゃめちゃいい装備を持っていたり。一緒にプレイしているときに「ちょっと待ってて」と言われてキャラクターが動かなくなったと思ったら、別のキャラクターが現れてそこで持ち物の受け渡しとかしていて。機械が2台あるんでしょうね(笑)。

──オンライン上での友達みたいな人もいたりします?

何者かはわからないですけど、長く一緒にプレイをしていて友達っていう感覚の人はいますよ。

──「キングダム ハーツIII」のオンライン対応は今のところ発表されていませんが、誰かと一緒にプレイしてみたいと思ったりはしますか?

友達と一緒にやりたくなるゲームではありますよね。ディズニーのキャラクターが出てきたときに「あ、このキャラ覚えてる!」みたいな感じで盛り上がれそうですし。

──それこそ、その先輩を誘ってみてはいかがでしょう。

どうかなあ……なかなか(家から)出てきてくれないので(笑)。

本郷奏多
「キングダム ハーツIII」
2019年1月25日(金)発売
販売元:スクウェア・エニックス
対応機種:PlayStation®4 / Xbox One
「キングダム ハーツIII」

アクションRPG「キングダム ハーツ」シリーズのナンバリング3作目。2002年にリリースされた「キングダム ハーツ」から続いてきた物語“ダークシーカー編”の完結編となる。「トイ・ストーリー」「アナと雪の女王」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ベイマックス」などディズニーの作品を舞台としたワールドが多数登場。過去シリーズでも楽曲提供を行ってきた宇多田ヒカルの「誓い」がエンディングテーマソングとして書き下ろされた。

宇多田ヒカル「Face My Fears」
2019年1月18日(金)発売 / EPICレコードジャパン
宇多田ヒカル「Face My Fears」

[CD] 1400円
ESCL-5150

Amazon.co.jp

収録曲
  1. Face My Fears (Japanese Version)
  2. 誓い
  3. Face My Fears (English Version)
  4. Don't Think Twice
本郷奏多(ホンゴウカナタ)
1990年11月15日生まれ、宮城県出身。2002年「リターナー」で俳優デビューを果たし、2005年「HINOKIO」で映画初主演を務める。以後「NANA2」「GANTZ」「進撃の巨人」などに出演した。映画、ドラマ、舞台と幅広く活動し、「BTOOOM!」「ガンダムビルドファイターズ」「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園」「いぬやしき」といったアニメ作品で声優にも挑戦。ドラマ「アカギ」「ラブホの上野さん」でも主演を務め、映画「鋼の錬金術師」「いぬやしき」にも参加した。2019年2月22日には主演作「凜-りん-」、4月19日には成蟜を演じる「キングダム」の公開を控えている。