マリシャスコードの池野雅博がJAPAN EXPOでファンと交流

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7月4日から7日までフランス・パリで開催された「JAPAN EXPO 2013」にて、「マリシャスコード」の池野雅博がサイン会を行った。

「JAPAN EXPO 2013」にて池野雅博がサイン会を行う様子。

「JAPAN EXPO 2013」にて池野雅博がサイン会を行う様子。

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「JAPAN EXPO」は、日本のマンガやアニメを中心とするジャパンカルチャーをテーマに、2000年より開催されている博覧会。池野は4日間で合計7回のサイン会を敢行した。限られた人数に整理券を配ってのサイン会だったが、どの回もあっという間に定員に達するという人気ぶり。中には整理券が得られず泣きだしてしまう女の子の姿も見られた。またブースでは「マリシャスコード」の2m×5mにも及ぶ巨大パネルや複製原画も展示され、多くの人が目を止めていった。

サイン会のほか、初日の7月4日には「マスタークラス」と呼ばれる講演会も開催。池野はマンガを作る流れやネーム・絵の描き方などを細かく紹介した。例えばネームを起こすポイントとして、「ライバルの登場からバトルへ」のシーンをペーパーボードに即席で描き解説。「1ページにひとつ以上の要素を入れないこと」「見開きで見たときに、いちばん伝えたいポイント、見せたいコマをひとつ決めておくこと」などの実用的な内容を、参加者たちはメモを取りながら聞き入っていた。多くのファンを前に「すごく緊張しています」と話していた池野だが、最後までロジカルにマンガの作り方を講演してみせた。

また池野を囲んでのファンミーティングも行われ、参加者から池野にさまざまな質問が飛び交った。「マンガ家は何日も眠れないって本当?」「外国人を受け入れてくれるマンガの専門学校はあるのか?」などマンガ業界全般に関わるものから、「マリシャスコードのアイデアはどこから出したのか?」「池野先生の好きなマンガは何?」など作品に関わる質問までが寄せられ、池野はどれにも丁寧に答えながら、ファンとの交流を楽しんだ。

「マリシャスコード」は、廃墟と化した渋谷を舞台に繰り広げられる近未来サイキックアクション。月刊コミックジーン(メディアファクトリー)にて連載され、単行本は全4巻で刊行されている。

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