ゼラチン後継誌「ひめ」シリーズ第1号は黒星紅白推し

季刊ゼラチンの後継誌として、新たな美少女マンガ・イラスト集「ひめ」シリーズをワニマガジン社が始動。その第1号「なつひめ‐黒星紅白‐」が本日9月1日に発売された。

「ひめ」シリーズでは毎号異なる作家をピックアップして、表紙と巻頭で大々的に取り上げる。第1号では「キノの旅」などで知られる黒星紅白をフィーチャー。カバーイラストの少女たちを描いたショートマンガ「ゆりゆら」と、インタビューが掲載されている。また300本以上のナイフを描き下ろした、カバーイラストの作業工程をラフから追うメイキングも掲載。

作家特集のほかに「ひめ」シリーズでは、毎号16名の作家がテーマに応じたイラストを描くピンナップギャラリーが収録される。第1号のピンナップには「百合少女」をテーマにtosh、saitom、しらび、2D、キムラダイスケ、桜小鉄、ゆーげん、メメ50、藤岡とき、笹弘、加茂、ミユキルリア、FCT、shihou、睦茸、ぼっしぃが登場した。

mebae、西E田、優、PIROSHI、しずまよしのり、ワダアルコ、たかみち、toi8、ふゆの春秋、はしもとしんはフルカラーマンガ、火鳥はモノクロで16ページのコメディを執筆している。たかみちの「メガネキノコの町」は連載。toi8、ふゆの春秋の作品は「ひめ」シリーズの前身「季刊ゼラチン」から引き継がれた連載の後編だが、公式サイトではバックナンバーが無料公開されている。新規読者はWEBも要チェックだ。

記事ページ「CharacterDesignGarden」では、イラストレーターが描くアニメのキャラクターデザインを特集。第1号では「LASTEXILE―銀翼のファム―」の村田蓮爾、「ギルティクラウン」のredjuice、「NO.6」のtoi8を取り上げている。