本作の主人公は、8歳の少女・ロザリンド。彼女は人を疑うことを知らずに育った、天使のように愛らしい女の子だが、人の生死に関する分別がついていなかった。ロザリンドは叔母から「私が死んだらこの時計をあげる」という約束をされると、「叔母さんがいなくなれば時計が貰える」という発想で叔母を殺害し、その後もその無邪気さで人々を死に追いやっていく。
単行本には1973年に発表された作品に加え、前日譚として新たに描き下ろされた第0話が収録されている。また帯には、
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