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「亜人」が実写映画化!主演は佐藤健、監督は「踊る大捜査線」の本広克行

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桜井画門「亜人」の実写映画化が決定した。主演は佐藤健、監督は「踊る大捜査線」シリーズなどで知られる本広克行が務める。

good!アフタヌーン(講談社)にて連載中の「亜人」は、決して死なない新人類・亜人と、それを追う国家権力との攻防を描いたバトルサスペンス。3部作の劇場アニメが制作されたほか、テレビアニメが現在放送されている。

映画版の舞台は2017年東京で、主人公・永井圭は佐藤の実年齢に合わせ、研修医として描かれる。圭はある日、トラックと衝突し死亡するが、直後に肉体が回復して生き返り亜人だと判明する。亜人研究施設に監禁されて非人道的なモルモットにされた圭を、亜人のテロリスト・佐藤が助けるものの、国家転覆を図って大量虐殺を繰り返す佐藤に、圭は加担できない。佐藤は怒りの矛先を圭に向けていき、戦いたくない最弱の亜人と、最強最悪の亜人のアクションが繰り広げられる。

“IBM(インビジブル・ブラック・マター)”と呼ばれる黒い物体の存在が見どころの1つとなる今作では、「るろうに剣心」のアクションチームを迎え、ソードアクションとは違った、新たなアクションに挑戦するという。佐藤は「2年ほど前に今回のお話をいただき、すぐに原作を読みました。一読者として楽しませて頂いたのはもちろん、この作品を映画化したいと思いました。理由は明快で、この『亜人』という原作を映画化する意義がしっかりと見えたからです。それは、“死なないという特性を利用して、今までにないアクション映画がつくれる”ということです」と意気込みを語った。映画は2017年に全国東宝系にて公開される。

佐藤健(主人公・永井圭役)コメント

漫画原作の実写化は今もなお賛否両論あるものの、もはや今の時代を象徴しているようなところもあり、避けては通れないものだと感じています。それに成功例があることも事実で、それを目指して多くの映画人たちは、何か良い原作はないものかと様々な漫画を読み漁っているというのが今の業界の実状です。
もちろん、僕もその内のひとりですが、当然のように漫画を映画にするということはとても難しい作業なわけで、この原作を映画化したいと思えるような作品には簡単に出会うことはできません。

2年ほど前に今回のお話をいただき、すぐに原作を読みました。
一読者として楽しませて頂いたのはもちろん、この作品を映画化したいと思いました。
理由は明快で、この「亜人」という原作を映画化する意義がしっかりと見えたからです。
それは、“死なないという特性を利用して、今までにないアクション映画がつくれる”ということです。

絶対に死なない亜人は殺してもすぐに復活するため、捕獲拘束するために麻酔銃などで眠らせようとします。戦闘中腕に刺さった麻酔が全身に巡ることを避けるため自らで麻酔の刺さった腕を切り落としながら、更に自らで自らの頭を銃で撃つ(リセットする)ことで損傷された腕を復活させながら、俳優たちが戦闘している「画」が見えました。

「るろうに剣心」のときにお世話になったアクションチームのみなさんと久しぶりに再会し、これからの撮影に向けて、今は日々アクションを練っている段階です。まだクランクイン前ですが、これは上手くいけば相当極上なエンターテインメント作品に仕上がるのではないかと手応えを感じております。
楽しみに待っていて頂いて大丈夫かと。よろしくお願いします。

本広克行監督コメント

原作を読んだ時は、とにかく“殺しても死なない”という今までにありそうでなかった設定が衝撃的でしたが、日本映画でそんなスケールの大きな話が撮れるのかと悩みました。

しかし、今まで普通に生きてきた男が大きな運命に巻き込まれ、何も分からないまま絶対的な敵と戦うことになるというストーリーの本質は、自分が関わってきた「踊る大捜査線」「SP」「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観にも通じるなと感じ、今回挑戦することになりました。

佐藤さんはずっとご一緒したいと思っていた役者の一人で、クールで達観したように見えて、実は熱いものを芯に秘めている感じが、本作の主人公にぴったりだと制作陣と満場一致で決定しました。「るろうに剣心」で魅せた身のこなしも、アクションが肝の今作で現場を引っ張ってくれる存在になるのではと期待しています。

その他のキャストも、原作のキャラクターの本質、世界観を一緒に積み上げてくれる方にお願いしました。“絶対に死なない男のアクション”を追求して、皆さんに驚いてもらえるような、アクションの枠を超えた世界初の映像体験をお届けしたいと思っています!
これからの撮影が楽しみです。

(c)2017映画「亜人」製作委員会 (c)桜井画門/講談社

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