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「何が本当のサウザーか見失ってた」イチゴ味じゃない原哲夫描く本気サウザー

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原哲夫による描き下ろしイラストを使用した「北斗の拳」サウザーのクリアファイルが、本日10月25日発売の月刊コミックゼノン12月号(徳間書店)に付属している。

近年は「北斗の拳」のパロディ作品「北斗の拳 イチゴ味」の人気もあり悪目立ちしているサウザー。クリアファイルには、聖帝としての威厳が溢れる“本気のサウザー“が描かれた。サウザーをまともに描いたのは約30年ぶりという原は、付録イラストを手がけた感想として「描きはじめた時は、なかなかしっくりこなくて」「僕の中でも、『北斗の拳 イチゴ味』のふざけたサウザーのイメージが定着していて、何が本当のサウザーか見失ってたんですね。ちくしょう!」とコメントした。

なおゼノンは今号にて創刊6周年、Webマンガサイト・WEBコミックぜにょんもオープン4周年を迎えた。2つ合わせて10周年となることを記念し、ぜにょんでは特別企画「サウザー様を探せ!!」が11月19日まで展開されている。10月配信分のぜにょん全作品にはサウザーが紛れ込んでおり、全部で何人いるかを数え正解した人には待ち受け画像「サウザンド・サウザー」をプレゼント。回答の入力フォームは、ゼノン公式サイトに設置されている。

原哲夫コメント

考えてみると、サウザーは30年ちかくまともに描いたことがなかったんです。
それもあって、描きはじめた時は、なかなかしっくりこなくて、なんでかなぁと、
思い当たったのが、『北斗の拳 イチゴ味』でした!
僕の中でも、『北斗の拳 イチゴ味』のふざけたサウザーのイメージが定着していて、
何が本当のサウザーか見失ってたんですね。ちくしょう!
だから本来のサウザーを取り戻す作業が必要になりました。
数日おいて、また描き直し。それでも「違うな」と感じて、3日目のトライで、
やっと 原点に帰ってイメージが脹らんできたところで、集中して一気に描きあげました。
結果的には今までにないイメージのサウザーが出来上がって、
本家の面目保ってやるぞ、という気迫が絵にみなぎっている事でしょう!
今回描いてみて気がついたのですが、ケンシロウやラオウ、トキ、レイのような系統のキャラは、
『北斗の拳』以降も、形を変えながら描いてきたけれど、
サウザー系統のキャラは、サウザー以外まったく描いていなかったんです。
今度、チャレンジしてみようかと考え中です。
何故なら『北斗の拳 イチゴ味』のイメージを払拭しなくてはいけない、ヤバイな!って思うくらい『北斗の拳 イチゴ味』が面白いので、
負けないぞ!

(c)武論尊・原哲夫/NSP 1983 (c)武論尊・原哲夫/NSP 1983, (c)行徒妹・河田雄志 2013

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