DB筋斗雲の表現など、MdNでエフェクト特集

本日9月5日に発売されたデザイン誌・月刊MdN10月号（エムディエヌコーポレーション）は、エフェクト表現の特集号。マンガやアニメで描かれる効果や演出を解説している。

この特集では「爆発」「水・液体」「炎」「煙・雲」「魔法」をエフェクトの5大表現と定義し、さまざまな作品に出てくるエフェクトを例として紹介。弐瓶勉「シドニアの騎士」にて奇居子に攻撃するシーンで起こる煙の広がり方、大友克洋「AKIRA」でレーザーが地表に当たった瞬間の衝撃、市川春子「宝石の国」でキャラクターが波打ち際を歩く際の水しぶき、鳥山明「ドラゴンボール」の筋斗雲に見る雲のデフォルメ表現などが取り上げられた。

エフェクト界の新星として注目を受けるアニメーター・らっパルのインタビューも掲載。彼が描いた「爆発」「水・液体」「炎」「煙・雲」「魔法」の表現をもとに、エフェクトに必要な要素などを解説するHOW TO記事も組まれた。また「フリクリ」の吉成曜、「スペース☆ダンディ」の小田剛生へのインタビューも掲載されている。