ガンダム35周年展に資料1000点、富野新作の映像も公開

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「機動戦士ガンダム」を中心に、「ガンダム」シリーズの魅力に迫る大型展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が、今夏と来夏に大阪・東京の2都市で開催される。今夏は大阪文化館・天保山にて、7月12日から8月31日にかけて開かれる。

アニメーション原画 安彦良和、1979-82年頃(c)創通・サンライズ

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「機動戦士ガンダム」場面写真(c)創通・サンライズ

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これは2014年の「ガンダム」35周年、ならびに2015年の「ガンプラ」誕生35周年を記念して企画されたもの。展覧会は大きく分けて3章立てで構成され、来場者はまず、ホワイトベースのメインブリッジを模した入れ替え制シアターで、大気圏突入をめぐる戦いを描いた約5分の新作映像を鑑賞する。ブライトたちの作戦指揮やガンダムとシャアザクの戦いが、臨場感たっぷりに目の前で繰り広げられる。

続いてこの展覧会の目玉である、1000点もの制作資料を一挙に公開。総監督・富野喜幸(現・由悠季)が企画段階に執筆したメモをはじめ、美術監督・中村光毅の美術ボード、キャラクターデザインを手掛けた安彦良和による登場人物たちの原画約500点、メカニックデザイナー・大河原邦男の設定画などを、光や音、映像を交えた演出で展示する。このほか主要モビルスーツの劇中シーンを再現するジオラマなど、さまざまな趣向で世界観を伝えていく。

さらには第1作以降のガンダムシリーズを、ダイジェスト映像「ALL Gトリビュート・クロニクル」で紹介。そして富野が手がける今秋公開予定の「ガンダム Gのレコンギスタ」より、最新映像を先行披露する。限定ガンプラなどを販売するショップやフォトスポットも設置されるこの展覧会。会場中が見どころと言えそうな充実ぶりだ。

また大阪会場の参加者が組み立てたガンプラ1000体を用いて、東京会場に空間展示する1年越しの取り組みも実施。参加希望者は大阪会場の入場券と参加費無料の「ガンプラ組立券」がセットになった、1000枚限定のチケットを手に入れよう。参加要項などは、公式サイトで事前に確認を。

大阪会場の前売り券は、前述の「ガンプラ組立セット券」とともに5月12日から販売開始。公式サイトのほか、セブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスなどで取り扱う。東京では2015年7月18日から9月27日にかけて、六本木の森アーツセンターギャラリーにて開催。なお大阪会場と東京会場では、展示構成やグッズのラインナップに一部変更が予定されている。

「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」

■大阪会場
会期:2014年7月12日(土)~8月31日(日)※会期中無休
時間:10:00~20:00(入館は19:00まで)
会場:大阪文化館・天保山
住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10
電話:050-5542-8600(5月12日より受付)
料金:一般・大学生2000円(1800円)、中学・高校生1500円(1300円)、4歳~小学生800円(600円)※カッコ内は前売・団体価格(団体は20名以上)

■東京会場
会期:2015年7月18日(土)~9月27日(日)※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階

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