会見には主人公・小動爽太役の松本潤をはじめ、吉岡(高橋)紗絵子役の石原さとみ、井上薫子役の水川あさみ、加藤えれな役の水原希子、オリヴィエ・トレルイエ役の溝端淳平、小動まつり役の有村架純が出席。全員が役衣装で登壇し、チョコレート専門店の従業員を演じる松本ら4人はコックコート姿を披露した。
松本は爽太が思いを寄せる紗絵子の小悪魔ぶりについて「最初は絶対嫌だと思ってたんですけど、さとみちゃんがやるとちょっといいなと思う(笑)」と語り、石原の演技に引きこまれた様子。またフランス人とのハーフ役を演じる溝端は、おもむろにフランス語で挨拶を始め笑いを誘う。劇中のセリフを披露してみせた溝端だったが「監督には(フランス語で話すシーンの)『半分は使わないかも』と言われてます」と苦笑した。
石原は撮影時のエピソードを振り返り、「爽太君の過激な妄想を映像化しなければならないのが大変で。夜中にチョコレートのお風呂に入ったり(笑)」と、現場の苦労を明かす。妄想が絡む場面では松本のユニークな表情も見られるといい、松本は自分で「なかなかキモい顔も出てくると思います」とアピールした。
また脚本を初めて読んだ際の感想について、水川は「ファンタジーな部分とリアリティな部分が、とても絶妙なバランスで描かれていると思いました」とコメント。水原は「ものすごく原作に忠実。リズムとテンポがよくて、のめり込むような作品になるのでは」と解説した。有村も作品の完成度に自信をみせ、「少女マンガって女の子の夢がたくさん詰まっていると思うんですけど、この作品も胸をきゅんとさせてくれます」と語った。
最後に片思いをしている“片思イスト”を代表し、松本が同じ境遇の人たちへメッセージを。「自分と同じ気持ちだって思える登場人物が出てくると思うので、ドラマを観て前向きになってもらえたら。片思イスト同士、傷の舐め合いをしましょう(笑)」とエールを送った。その後会見場には巨大なハート型のチョコレートが登場し、鏡開きならぬショコラ開きを実施。出演者6人が木槌でチョコレートを割り、失恋になぞらえた演出で会見は幕を閉じた。
TVドラマ「失恋ショコラティエ」は1月13日よりスタート。フジテレビ系列にて月曜21時から放送される。
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