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少年社中20周年 劇団員座談会|“腐らない腐れ縁”の12人が語る社中の軌跡

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少年社中の20周年記念特集第2弾として、ステージナタリーでは劇団員12名による座談会を実施。ダンスや殺陣を得意とする“社中・体育会系”、個性あふれる演技で存在感を発揮する“社中・文化系”の2チームに分かれ、忘れ難いエピソードやそれぞれの変化、さらには最新作「機械城奇譚」のことなど、劇団のこれまでとこれからを語ってもらった。

取材 / 中川朋子 文 / 興野汐里(P1~2)、中川朋子(P3~4) 撮影 / 玉井美世子

社中・体育会系座談会

社中・体育会系チーム。左から山川ありそ、堀池直毅、竹内尚文、内山智絵、杉山未央、大竹えり。

毛利亘宏が描き出すファンタジックなストーリーに加え、キャストたちが一斉にポーズを決め、走り、セリフを叫ぶお家芸の演出“チェイス”など、華やかなパフォーマンスで観客を魅了してきた少年社中。メンバーの中でも身体能力の高さを生かした演技を得意とする堀池直毅、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、そして旗揚げメンバーの大竹えりをホストに迎えた“体育会系”チームの6人が明かす、劇団のマル秘エピソードや毛利の知られざる一面とは?

“悠久不屈”のTOPアイドル

──今回は、大竹さん率いる“体育会系”と、井俣さんがホストを務める“文化系”の2チームに分かれてお話を伺います。大竹さんには、“体育会系”チームの堀池さん、杉山さん、山川さん、内山さん、竹内さんのキャッチコピーを付けていただきました。

一同 すごい!

──大竹さん、お一人ずつ解説していただけますか?

大竹えり はい。そうしたらわかりやすいのからいきましょうか。いや……わかるかな? (キャッチコピーが書かれた色紙を出し)「熱血、熱血また熱血、ときどき乙女♡」。

男性劇団員 (口々に)俺か?

大竹 ……堀池(直毅)だよ!

堀池直毅 俺ー!? 嘘だ、全然わかんなかった!

内山智絵 私、自分かなって思ってた(笑)。

竹内尚文 これ、今後も読めないですよ。

大竹 堀池さんは、自分の考えをストレートに表現する熱い男だなあっていつも思ってるんだけど、ポムポムプリンが好きだとか言い始めて、「なんなん!?」ってなるときがたまにある。

堀池 まあ……かわいいもの好きですからね。

大竹 と言うことで「ときどき乙女♡」にしました。次はね、ちょっと難しい。「無自覚な冒険者」。

竹内 えっ、全然わかんないな。

内山 ありそさん?

大竹 当たり! ありそ!

山川ありそ どういうことですか?

大竹 ありそくんは自分で自分を常識人だと思ってる節があるけど、そんなことはなくて、「お前、無自覚なところでめっちゃ冒険してるからな!」って言う意味。

山川 それね、最近自分でも気付いてきた(笑)。

一同 よかった、よかった。

左から山川ありそ、内山智絵、竹内尚文。

大竹 どんどんいきます。「諸行無常de即行動」。

山川 これ、尚(竹内)じゃない?

大竹 (無言で竹内に色紙を手渡す)

竹内 俺かー!

杉山未央 えりさん、本当にわかりづらい!(笑)

一同 ははは。

杉山 解説欲しいですね。

大竹 尚は、外部の作品に客演したり、自分でバースデーイベントを企画したり、そのときどきで全力を尽くして、その場その場で自分の居場所を作ってすごい行動力だなって思って。あと、お寺の息子さんだからって言うのもある。

杉山 ありがとうございます(笑)。

大竹 じゃあ次はこれいこうかな。「愛と! 正義と! 無鉄砲!!」。

内山 ビックリマーク多いな。

大竹 (内山に色紙を手渡し)もうそのまんまだよね。

杉山 これはギリわかる。

大竹 ギリ!?

内山 解説お願いします。

大竹 智絵ちゃんは愛情深いって言うか、お姉ちゃんっぽい?

内山 「お姉ちゃんっぽい」って言うのは、(少年)社中ではあんまり言われたことないかも。

大竹 だけど、「智絵ちゃん、ホントにいろいろ気を付けてよ!」ってときもある。

内山 ちょこちょこね……自覚はあります(笑)。

大竹 あと方向音痴だよね。

内山 そうですね。先頭切って道を間違うことはよくあります。

大竹 舞台上でもよくあるよ。

杉山 あるある(笑)。

左から堀池直毅、杉山未央、山川ありそ。

大竹 さあ最後! 「まっすぐなひねくれ者」(文字が右下がりになっている)。

内山 ひらがなの曲がり方!

大竹 (杉山に色紙を手渡す)

堀池 すごい嫌そうに受け取ってますけど!

大竹 未央ちゃんはツンデレ? いや、ツンデレでもないんだよね。デレがないから。未央ちゃんは入団して15年経つんですけど、ずっと変わらずにひねくれてるって言う。

杉山 ふうーん、そっかあ。わかった(笑)。

大竹 そういうところだよ!(笑) これが私の独断と偏見による皆さんのキャッチコピーです。

一同 ありがとうございます。

山川 でも、えりさんのキャッチコピーがないよ?

内山 私も思った!

──実は、“文化系”チームを代表して井俣さんに大竹さんのキャッチコピーを書いていただきました。

一同 おお!

大竹 (井俣から渡された色紙を読み上げ)「悠久不屈のTOPアイドル」。

内山 ヒロインオブヒロインですよ!

大竹 これディスりだよね?(笑)

井俣太良 (“文化系”チームから飛び入り参加)まあ、半分ディスりです(笑)。

一同 ははは!

井俣 昔からずっと社中のメンバーとして活動し続けてきて、子供を産んでもう戻ってこないかなと思ったときもあったけど、戻ってきてくれたから「すげえな」っていう僕なりのリスペクトが込められてます。“悠久不屈”っていう言葉があるのかどうかよくわかんないけど!(笑)

「少年社中20周年記念第三弾 第35回公演『機械城奇譚』」
2018年8月30日(木)~9月9日(日)東京都 ザ・ポケット
「少年社中20周年記念第三弾 第35回公演『機械城奇譚』」

脚本・演出:毛利亘宏

出演:井俣太良、大竹えり、岩田有民、堀池直毅、加藤良子、廿浦裕介、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、川本裕之

あらすじ

舞台は“機械城”と呼ばれるとある店。その店の古物商は、壊れた不思議な機械だけを取り扱っている。機械たちは夜な夜な人の言葉で話し、誰が一番素敵な機械かを決めようとしていた。彼らが毎晩宴を繰り広げる中、ある日機械城に新たな機械・時計がやってくる。彼は「自分は自由に時を操ることができる」と告げ……。その夜、奇跡は起きる。