ラブレターズ溜口さんと、歌唱レッスンをしてくれたYuMorimotoさん。

ラブレターズ溜口のドリーム一直線! 第3夜 [バックナンバー]

こうなりゃもう…歌唱レッスン受けるのさ!

「うっせぇわ」、歌います

101

夏に開催予定の「溜口スーパードリームショー~新・世界で一番熱い夏~」に向け、主役のラブレターズ溜口佑太朗さんがさまざまな企画を通じてレベルアップしていくさまをお届けするこの連載。第3回では、ライブの肝となる“歌”を磨きます。講師に迎えたのはポップバンドSpecial Favorite Musicでボーカル&コーラスを担当していたシンガーのYuMorimotoさん。溜口さんはあの話題曲をマスターすべく、レッスンに臨みました。

取材・/ 狩野有理

「うっせぇわ」をマスターしたい!

ラブレターズの歌ネタや「溜口スーパーショー」シリーズでも知られる通り、抜群の歌唱力を持つ溜口さん。ですが、実は高音が苦手で、ライブで歌う際には最後まで地声で通せる楽曲をセレクトしがちだと言います。美しい裏声を習得し、歌の幅を広げたい、そしてできることなら今巷で話題のAdo「うっせぇわ」をマスターしたい!ということで、Special Favorite Musicの元メンバーでシンガーのラビンユーことYuMorimotoさんにレッスンを依頼しました。

「うっせぇわ」を歌ってみる溜口さん(左)。

「うっせぇわ」を歌ってみる溜口さん(左)。

まずは溜口さんが得意な曲、TUBEの「あー夏休み」を歌ってその姿をチェック。Morimotoさんからは「上手です!」との声が上がり、プロの前で歌うことに緊張していたという溜口さんは「よかったー」と胸をなで下ろします。「音域の幅が狭いというか、高い音になるとキュッとなる」と克服したい部分をMorimotoさんに伝え、いざレッスンスタート。溜口さんは一度「うっせぇわ」を歌ってみますが、低音と高音を行き来するサビに苦戦。そして「張り上げないと出ない!」とくじけてしまった高音部分を重点的に見ていきます。

レッスンをしてくれるYuMorimotoさん(右)。

レッスンをしてくれるYuMorimotoさん(右)。

溜口さんの腹式呼吸を確認したMorimotoさんは、高音になるほど横隔膜を下げることを意識するようアドバイス。風船を膨らませるように「スー」と息を吐き出すと、その感覚が明確になるといいます。さらに息を出し切ったあとは必ずフッと力を緩めることもポイントなのだとか。本格的なレッスン経験はないという溜口さんは、「なるほど」と1つひとつの助言を自分の中でしっかり確かめ、新たな気づきを忘れないようにしていました。

舞台の人の立ち方ですね

また、Morimotoさんが着目したのは溜口さんの体の重心。つま先側に重心がある溜口さんの立ち方はズバリ「アウト」なのだそう。さらに胸を張り、背中を反ったような格好になっているのを「舞台の人の立ち方ですね!」と指摘され、溜口さんは「恥ずかしい!」と芸人らしさ丸出しだったことに照れを隠せません。それらも横隔膜を下がりにくくする原因になるため、音楽にあわせて体を揺らし、重心は真ん中にキープ。力づくだった今までの歌い方から、省エネかつ繊細な歌い方へと改善していきます。

YuMorimotoさん(右)に「舞台の人の立ち方ですね」と言われて恥ずかしがる溜口さん(左)。

YuMorimotoさん(右)に「舞台の人の立ち方ですね」と言われて恥ずかしがる溜口さん(左)。

全体的に力が入りすぎている溜口さんは「家でリラックスしているときのような上半身の力の抜き加減を意識して」という言葉を受けて脱力を試みますが、その塩梅を探りながら途中で混乱してしまう場面も。1つずつ習ったことをおさらいし、「うっせぇわ」を流しながら息の吐き方、力の入れ方を体になじませます。声を出す方向のイメージや、裏声の響かせ方などを実際に歌って修正し、ラストスパートへ。1時間ほどのレッスンで「完全マスター」とまではいきませんでしたが、これまでになかった感触を掴んだ様子の溜口さん。終了後にはMorimotoさんに家での練習法も聞いていたので、「ドリームショー」当日までに完成させてくれることを期待しましょう。

アメ車から燃費バリよしスーパーカブの溜口に

──レッスンお疲れさまでした。いかがでしたか?

ミュージカル(ラブレターズは2018年8月、ミュージカル「THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~」に参加)のときに稽古があったんですけど、本番で歌う場面がなくて(笑)。大学(溜口さんは日本大学芸術学部映画学科の出身)では習ったことがあったかもしれないですけど、マンツーマンでこうやって本格的に教えてもらったのは初めてでした。……恥ずかしかったです、歌がうまい人に見られている中で歌うっていうのが。「ラ・ママ」のネタ見せみたいな感覚でした。面白い人たちには面白いって思われたいじゃないですか。

レッスンの様子。

レッスンの様子。

──歌がうまいと思われたかった?

はい。だからめちゃくちゃ緊張しました。僕みたいなおじさんが流行りの歌を覚えようとしてるって思われるのも恥ずかしかったですし(笑)。

──でも最初から「上手」とほめられていましたね。その歌唱力はどうやって身につけたものなんですか?

いやいや、うまいわけじゃないですよ。ただ歌が好きっていうことだと思います。中学のときからカラオケにめっちゃ行ってました。シダックス。それが自然と練習になっていたっていうのもあるかもしれないですね。学校終わりに通っていたんですけど、誰よりも声変わりするのが遅かったから、リクエストされて余裕でglobe歌ってました。「FACES PLACES」が十八番でした(笑)。

──今日習ったことで印象に残っているのは?

「立ち方が舞台の人」って言われたのも恥ずかしかったなあ……。「ここでウケるぞ!」「笑かすぞ!」が出ちゃってた。そういう、僕のがめついところ、ウケたい気持ちが姿勢に染みついていました。でも確かに、姿勢をちょっと直すだけで声の出方が違ったんですよ。姿勢がよかったら「キングオブコント」でやった「野球拳」ももっと上手に歌えてたのかな、とか思いましたね(笑)。

レッスンの様子。

レッスンの様子。

──今後、ラブレターズとして歌ネタにもいい影響があるかもしれません。

そうですね。言われたことを守って、寝る前に2、3回歌ってから寝ようかな。

──やることが増えてきましたね。ストレッチして(第2夜「こうなりゃもう…無駄なぜい肉落とすのさ!」を参照)、寝る前に歌の練習して。

でも身に付くなら、武器が増えると思ってがんばりたいです。

──「ドリームショー」に来る人には歌のパワーアップ具合にも注目してほしいですね。

はい。燃費のよさを見てください。今まではアメ車の溜口ですけど、今度の溜口はスーパーカブの、燃費バリよしの溜口。その分の体力は芝居のほうに注げるので、パフォーマンスの精度が上がると思います。

──「うっせぇわ」は当日までにマスターできそうですか?

披露できるところまでは持っていきたいですね。やるつもり……ではいます!

ラブレターズ溜口さん(左)と、歌唱レッスンをしてくれたYuMorimotoさん(右)。

ラブレターズ溜口さん(左)と、歌唱レッスンをしてくれたYuMorimotoさん(右)。

次回は、インドダンス!

そんなわけで、プロのシンガーの歌唱レッスンを受けたところ、体力の消費を抑えて歌唱する技術を学ぶことができました。燃費よく歌えるようになれば、ラブレターズの歌ネタの幅も広がるかもしれません。次回、「ラブレターズ溜口のドリーム一直線!」第4夜では溜口さんがインドダンスに挑戦します。

取材協力(レッスン講師)

YuMorimoto / ラビンユー

幼少時にエレクトーンを始め、独学で作曲を開始。高校在学中に三木楽器主催の音楽大会で準グランプリを獲得したことから本格的に音楽の道へ進む。大阪芸術大学演奏学科声楽コース卒業後、9人組ポップバンドSpecial Favorite Musicを結成しボーカルを担当。ユニバーサルミュージックからデビューした。2019年にバンド活動を終え、現在はフリーランスでシンガー、ボイストレーナー、ボイスエクササイズトレーナーとして活動中。お笑いも大好き。

レッスン等、各種問い合わせはこちらから。

溜口スーパードリームショー~新・世界で一番熱い夏~ presented by お笑いナタリー

日時:2021年7月9日(金)18:30開場 19:00開演
会場:東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
料金:前売4000円(来場者特典あり)
チケットの再販売情報は4月にアナウンス予定。

バックナンバー

この記事の画像(全7件)

ラブレターズのほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 ラブレターズ の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。