SUPER★DRAGON「TRIANGLE」 PR

SUPER★DRAGON ファイヤードラゴン / サンダードラゴン|高め合う双竜が新作に刻んだ進化

9人組ミクスチャーユニットのSUPER★DRAGONが、ユニット内グループのファイヤードラゴン、サンダードラゴンに分かれて新作ミニアルバムを発表。12月4日に「TRIANGLE -FIRE DRAGON-」、12月11日に「TRIANGLE -THUNDER DRAGON-」をそれぞれリリースする。

デビュー当初からグループ内に存在していたファイヤーとサンダーだが、ユニットとしてCDをリリースするのは今回が初めてのこと。志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯による年長ユニット・ファイヤーはファンクをテーマとした作品、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽による年少ユニット・サンダーはパンクをテーマに据えた作品を作り上げ、10月13日から12月1日まで、ユニット別にライブパフォーマンスを行うユニットライブツアーも行った。

2作品のリリースを記念し、音楽ナタリーではファイヤー、サンダーそれぞれにインタビュー。グループの特長や作品の話題などについて語ってもらった。

取材・文 / 三橋あずみ 撮影 / 斎藤大嗣

ファイヤードラゴン インタビュー

颯んちの風呂の記憶

古川毅
志村玲於

──ファイヤーの4人は研究生時代の企画ユニットでも一緒に活動していたんですよね。当時の思い出などはあったりしますか?

古川毅 颯の家しかないでしょ(笑)。

飯島颯 クリスマスにパーティをしようと、僕の家に3人を呼んだんです。

ジャン海渡 けっこう小さかったよね?

 2014年の冬だから5年前だね。5年前って!(笑)

志村玲於 そんな経ったのか!

 ジャンをサンタクロースの格好にしてね。

ジャン したね。懐かしい。

玲於 そのときのことはすごく覚えていますよ。

 一番記憶に残ってるのが、颯んちの風呂! スタイリッシュでカッコよかった。

玲於 確かに!

 いや、普通でしょ(笑)。

玲於 高級、高級!

ジャン あはははは!(笑)

玲於 そう、そのお風呂に俺と颯が入ってるときに、毅とジャンが突入してきたんですよ。

ジャン それはしますよ。そういう年頃ですから(笑)。

 懐かしいなあ。

──その頃から、4人の関係性って変わりましたか?

 あの頃ほどのガキンチョ感はなくなったよね。

玲於 それは、さすがにね(笑)。

ジャン 正直、4人それぞれの役割とかも気にしたことないもんね。

ファイヤーがファンクをやる意味

──今回ファイヤードラゴンとして1枚の作品を作るにあたって、何かコンセプトはあったんでしょうか?

 最初にざっくりとしたコンセプトはスタッフさんから聞いたんですけど、僕個人として、少し前からファンクのようなダンスミュージックをやってみたいと言っていたんです。今回その意見が通って、ファイヤーの色として表現できたことがうれしくて。

ジャン 制作が始まって、まず「On My Way」が僕らのもとに届いたのですが、ファンクを表現するには大人っぽさが必要だと感じました。サンダードラゴンではなく僕らファイヤーがこの曲をやる意味というのは、そういったところにあるのかなと思ったので。ライブ込みでどういう表現ができるのか楽しみでしたね。

──また今回の作品は、玲於さんと颯さんがボーカリストとして参加しているところも大きな特徴ですよね。

 そうですね。「ARIGATO」(2017年)というファイヤーの曲で初めて2人がマイクを持たせてもらって、今回はそれ以来の挑戦だったんですけど、「ARIGATO」以降もずっと個人的には歌う機会があったら挑戦したいなと思っていたんです。少人数の中で歌うことができる分、注目度も高まると思ったので、がんばろうと思いました。

玲於 僕はけっこう不安でしたね。受け入れてもらえるかなって。ボーカリストはボーカリストたる所以があるように、僕らダンサーにはダンサーたる所以があると思っているので。役割が変わったときにどう思われるかな?という不安がありました。

挑戦は今後絶対面白いことにつながる

──玲於さん的には、スパドラの中での役割としてはダンスで自分を表現したい?

ジャン海渡
飯島颯

玲於 そうですね。でも今回歌わせてもらって、新しい景色が見えたなと思ったんです。普段やらないことをやらせてもらう機会って大切だな、と。普段ボーカルは歌いながら踊ってということを繰り返してるわけだけど、それがいかに大変だったり、いろんなことに頭を使っているかということは、今回改めて知れたことでした。次は自分の番だとか、歌う前に1回歌詞を頭の中で確認して……とか。歌いながらどう魅せるのかも、勉強になったなという感じです。ボーカルは普段こういう景色を見ているんだということも知れたので、ホントによかったなと思います。

──いつもマイクを握っている毅さんとジャンさん的にはいかがですか?

ジャン 4人全員がマイクを持って1つのパフォーマンスをやりきるということ自体が初めてだったので、最初は「どういう景色になるんだろうな」と思っていたんですけど、いざやってみると2人ともリハの段階から手振りでどう見せるかみたいなところまで確認をしていて。俺も「HACK MY CHOICE」(スパドラのデビュー曲)のときなんかにはそうやっていたから、最初の自分を見ているような感覚もありました。難しいんですよ、マイクを持って手振りをするのって。だけど2人は真剣に向き合っていてすごいなと思いましたし、ツアーの中ではスパドラの曲の彪馬、洸希、和哉パートなんかを2人が歌っているので、そういった姿はファンの方からしても新鮮に映るんじゃないかな、なんて思いますね。

 なんでもやってみないとわからないしね。歌割り的に僕とジャンだけじゃ対処しきれない曲もあったりするし、そういうときに2人が参加してくれるというのはありがたい部分でもあります。それに、今回の挑戦が2人にとって何かのきっかけになるのであれば、それは絶対今後面白いことにつながるんだろうなと思う。面白いものをどんどん作っていこうというモチベーションになるなら、僕たちにとってそんなにいいことはないなって思いますね。

──2人の声質がとても新鮮でした。玲於さんはまっすぐに通る歌声だし、颯さんはこんなに男らしい声なんだという発見があって。

 僕、前からラップバトルを見るのが好きで。ただ、いざ自分がやるとなると、どう表現すればいいのかというイメージが湧かなかったんです。ただ、レコーディングのとき自分なりにやってみたら、力強く攻撃的なラップをしたほうが僕のよさが出るということをディレクターさんが言ってくださったんですよ。それを言われたとき、普段の性格がのんびりしているからこそのギャップを出せるんじゃないかなと思って。なので今回はガツガツいきました!

玲於 僕は探り探りでしたね。スパドラのラップって、めちゃめちゃ難しいんですよ。みんな簡単そうにサラッとやるんだけど、こんなに難しいんだなと改めて思いました。でも、それがなんかカッコいいなって。自分のグループのメンバーに対するリスペクトが大きくなったし、もちろん歌い方の参考にもさせてもらいました。あと僕は全体のバランスとかも聴きながら。「ジャンがこういう感じだから違う雰囲気でやってみようかな」とか。そんなふうに考えながらやっていきました。