STU48|最新フォト&インタビューで迫るAKB48姉妹グループ“末っ子”の今

方言が混ざり合うグループ

──今年6月に行われた「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~」では石田さんが99位、瀧野さんが74位にランクインしました。改めてそのことに対する思いを聞かせてください。

瀧野 センターを務めている以上、ランクインしなきゃっていうプレッシャーがあったのでホッとしました。先日「ランクインコンサート」(「AKB48グループ感謝祭~ランクインコンサート~」。「世界選抜総選挙」にランクインしたメンバーが参加するイベント)に出演して、改めてそのありがたさを実感して。来年も「総選挙」があれば、もっと多くのSTU48のメンバーがランクインできればいいなと思うし、自分自身もランクアップしてSTU48を引っ張っていきたいです。

石田千穂

石田 ランクインしたことでほかのAKB48グループのメンバーと一緒にステージに立つことが増えてきて、学ぶこともたくさんあります。その経験をSTU48の活動に生かしたいし、来年「総選挙」があれば絶対にランクインしたいです。「ランクインコンサート」では多くのメンバーがランクインしたHKT48さんやSKE48さんがメドレーを披露していて。いつかSTU48も同じようにメドレーを歌えるようなグループになれたらいいなと思います。

──瀧野さんと石田さん以外もほかのAKB48グループのメンバーと共演する機会が少しずつ増えてきたと思いますが、STU48にしかない特徴はなんだと思いますか?

土路生 瀬戸内7県からメンバーが集まっていて、個性があふれているところです。私は広島出身なんですが、STU48のおかげでほかの県のよさを知ることができました。あとグループ内でいろんな地方の方言が混ざり合ってて、楓は大阪出身なのに「じゃけえ」とか言うことがあって面白いんですよ。

──ほかのメンバーの方言がうつっちゃうんですか?

薮下 周りに関西の人があまりいないので、関西弁を話さなくなるんですよ。広島弁もだけど、標準語っぽくなっちゃうことが多くて。今までは口にしたこともなかったのに「違うよね?」とか「ホントに」とか言うようになって、「自分、誰なんだろう?」と思います(笑)。

岩田 あと出張公演で初めてSTU48を観てくれた方がけっこういて、お見送りのときに「フレッシュさが伝わってきたよ」と多くのお客さんに言っていただけたんです。活動を開始して1年半しか経っていない私たちにしか出せない初々しさがあるんだと思います。まだまだな部分もありますが、一生懸命がんばるので成長を見守ってもらいたいです。

先輩の偉大さを感じた出張公演

──その出張公演の手応えはいかがですか?

瀧野 出張公演では1日に2公演やることがほとんどで。4日間連続で2公演やったときもあって大変だったんですけど、反省をすぐ次に生かせるので、どんどん団結力が固まって成長できていると思います。あと各地の劇場に立って先輩の偉大さと自分たちの未熟さを改めて感じて、勉強になりました。

岩田陽菜

岩田 数々のすごい先輩たちが立ってきたステージでパフォーマンスをさせていただけるのはとてもありがたいことだなと思いつつ、そういった方々と比べられることにもなるのでプレッシャーを感じています。私たちはパフォーマンスもMCもまだまだですが、LINEで反省点を送り合っていて、少しでも先輩たちに追い付けるようにがんばっています。メンバー同士の絆もより深まったと思います。

土路生 各劇場をじっくり見学させていただいたんですけど、それぞれステージから見える景色が違って、自分たちも早く劇場を持ちたいという気持ちが強くなりました。

──特に印象に残っている劇場はどこですか?

土路生 やっぱりAKB48劇場ですね。ずっとAKB48さんに憧れていたので、私の推しメンたちもここで同じ景色を見てたのかと思うと感慨深かったです。あとステージ裏にメンバーさんのサインが書いてあるのを見つけてテンションが上がりました(笑)。

田中 私もお客さんとしてAKB48劇場に行っていたので、当時あの席に座ってたなあとかステージ上で考えていました。

土路生 ステージからこんなにはっきりと客席が見えるんだって驚きましたね。ファンとして劇場に行っていた頃は持っているうちわもどうせステージからは見えてないんだろうなと思っていたんですけど、実際ステージに立つとファンの方の顔がよく見えてうれしくなりました。

薮下 劇場はお客さんとの距離が近いことが魅力ですね。