ORESAMA|睡眠ファンタジーコメディ「魔王城でおやすみ」を彩るORESAMA的“睡眠ソング”

ぽんの願望を叶えたMV

──「Gimmme!」のミュージックビデオも“睡眠”というテーマと深く結びついた映像に仕上げられていますね。

ぽん これまでのMVはイラストレーターうとまるさんの描く世界観の占める割り合いがわりと多かったんですけど、今回は実写の比率を多くしたものにしませんかという提案を佐伯(雄一郎)監督からいただいて。撮影前に“叶えたいこと”を聞かれたんですよ。今回は“夢”が1つ大きいテーマになるから、撮影の中で私の願望を叶えられるかもしれない、ということで。

──どんな願望を伝えたんですか?

ぽん 「犬に埋もれたい」とか「着ぐるみショーの着ぐるみに入ってみたい」とか。あと「マリーアントワネットみたいになってみたい」も。撮影で叶えられる範囲で私の夢が叶っているんですけど、いい夢と同じくらいの割合で悪夢の描写も入っています(笑)。それと、小島くんがかなり重要なシーンで登場するんですよ。

小島 いつものMVだと「小島を探せ!」という感じの目立ち方なんですけど、今回は重要な役としてわりと目立っているので、そこにも注目してほしいですね。

──MVの中で衣装が目まぐるしく変わるのも1つ見どころですよね。

ぽん(Vo)

ぽん はい。10着くらい着たかな? 撮影していてすごく楽しかったです。それに今回のアーティスト写真の衣装もすごくかわいいんですよ! パジャマっぽいゆったりとした感じで着心地もいいし、よく見ると野菜とか食べ物が描かれていて。小島くんもこの衣装に合わせてちょっと白っぽいオーバーサイズなシャツを着てもらっています。

小島 こういう衣装の合わせ方をしたのは初めてかもね。初めてMVで目立ったし、今回のシングルはけっこう初めて尽くしだったかもしれないですね。

ORESAMAの睡眠方法

──余談ではありますが、2人は眠りにこだわるほうですか?

ぽん 私、マットレスが激硬じゃないと寝れないんですよ。夏なんて最終的にフローリングで寝てるくらい。

小島 え、硬すぎない?

ぽん 硬いほうが寝られるの。だからマットレスは硬くないとダメだし、枕もあまり必要なくて。だから私はわりとどこでも寝られると思います(笑)。小島くんはすごくこだわってそう……。

小島 マットレスにもこだわりがありますけど、忙しいときに椅子で寝なきゃいけない状況があって。5分の睡眠でも6時間の睡眠でも、起きたときに「だるいな」と感じたらすごくもったいないと思うので、椅子でもなんとかいい睡眠を取りたいと思って試行錯誤しているんです。枕と腰に置くクッション、あと足の下に台を置いてひざの角度はどれくらいが快適か計算して……。

ぽん そこまでするくらいなら布団で寝て!(笑)

小島英也(G)

小島 横になると6時間くらい寝ちゃうんだよ。でも椅子で寝ると1時間ぐらいで目が覚めるから、極限状態のときは椅子で寝るようにしていて。だから「魔王城でおやすみ」で描かれている睡眠への執着心にはすごく共感しました。

ぽん 寝る前の飲み物とかもこだわってるよね?

小島 うん。お昼寝のときはコーヒーがよくて、夜ゆっくり寝るときはハーブティー。レモングラスやカモミールを調合したハーブティーが……。

ぽん すごく丁寧な暮らしをしてるんだね。フローリングで寝てるとか言って恥ずかしい。

小島 フローリングで寝るというのも、ある意味では睡眠に対するこだわりなんじゃないかな(笑)。

ぽん 小島くんってすごく凝り性だよね。睡眠の話もそうだけど、ヘッドフォンとかもいつも最新機器を試してるイメージがあるし。

小島 うん。「魔王城でおやすみ」を読んで、もちろん睡眠に関する共感もあったけど、音楽機材に対して僕が抱いている執着心とすごく似てたんだよね。イヤフォンとかヘッドフォンも自分でいじれるところはいじっちゃうし、ギターとかの楽器もDIY的にいろいろ試すことがあって。それこそ手作りでもいいから自分の理想とする音に近付けないか考えたり、なんでも追い求めちゃう癖があって。

ぽん でもそこまでこだわりがあるからこそ、音楽に説得力も生まれると思う。