今回は5月1日にニューアルバム「Stranger」を、8日にニューシングル「ギャグ」を発表したばかりの星野源が登場。新作にまつわるエピソードから、声優として参加したアニメ映画「聖☆おにいさん」のエピソードまで多岐にわたる話題についてコメントしてもらった。

Q1. 映画「聖☆おにいさん」では声優出演のみならず主題歌「ギャグ」も手がけていますが、オファーがあったときの気持ちは？

オファーを頂いたときは驚きました。「聖☆おにいさん」は第一巻が出たときから毎巻購入して読んでいたし、アニメも昔から大好きで観ていたので、声の出演も主題歌も嬉しかったです。

Q2. 映画主題歌を書き下ろす際、普段の楽曲制作と異なる点はありますか？

ヒントがある分、主題歌のほうが作りやすいです。でも、しっかりと自分の作りたい曲、自分の次回作として成立するものにしないと自分が歌う意味がないと思うので、そこが一番難しいです。

Q3. 曲のイメージはどのように膨らませていきましたか？

「聖☆おにいさん」の魅力は、誰でも笑えるポップなギャグと、全体に漂うほのかなオルタナティブ感だと思います。オルタナティブかつ、ワクワクする曲をしっかり作ろうと思いました。

Q4. 星野さんの中でもっともこだわった点はどのようなところですか？

バンド感と、シンプルな演奏の裏に、いろんな昔の音楽の影が見えるようなったらいいなと思いました。

Q5. 星野さんがこの曲に込めた思いを教えてください。

とある大好きなマンガを読んでいて、歌詞を思い付きました。漫画家の方々やアニメーションを作るスタッフの皆さんへ捧げる曲になりました。

Q6. 星野さんが考えるマンガやアニメの素晴らしさとは？

歌にも共通することだと思うんですが、言葉にできない感情や人間の複雑さを語れるところじゃないでしょうか。それを難しさのない、とても入りやすい表現として体感できるところがすごいと思います。

Q7. タイトルにちなんで、星野さんが一番好きなギャグ（一発芸）を教えてください。

「ロドリゲス！」（レッド吉田さん）

Q8. 7月19日には初の日本武道館公演を控えています。意気込みを漢字2文字でお願いします。

打上！（打ち上げ楽しみ）