音楽ナタリー PowerPush - 銀杏BOYZ写真集「純血」
“ドキドキジャンキー”村井香が銀杏BOYZと駆け抜けた11年
- 写真集「銀杏BOYZ写真集『純血』」
- 初回限定生産 事前予約締め切り2014年12月10日 / 2015年1月15日発売 / 5400円 / 太田出版
ロックバンド銀杏BOYZの初の写真集が完成。この写真集には写真家・村井香によって撮影された峯田和伸(Vo, G)、安孫子真哉(B)、村井守(Dr)、チン中村(G)の4人の2003年から2014年までの11年間がパッケージされている。
今作にはこれまで公式には発表できなかったものを含む345カットが掲載されているほか、脱退した3人のメンバーの近影や峯田和伸のロングインタビューも収録。4人の銀杏BOYZが残した軌跡を写真とテキストでたどるファン垂涎の1冊となっている。
銀杏BOYZ(ギンナンボーイズ)
2003年1月、GOING STEADYを突然解散させた峯田和伸(Vo, G)が、当初ソロ名義で「銀杏BOYZ」を始動させる。のちに同じくGOING STEADYの安孫子真哉(B)、村井守(Dr)と、新メンバーのチン中村(G)を加え、2003年5月から本格的にバンドとしての活動を開始。2005年1月にアルバム「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」と「DOOR」を2枚同時発売し、続くツアーやフェス出演では骨折、延期、逮捕など多くの事件を巻き起こす。2007年からはDVD「僕たちは世界を変えることができない」や「あいどんわなだい」「光」といったシングル作品をリリースし、2011年夏のツアーを最後にライブ活動を休止。しばしの沈黙を経て2014年1月に約9年ぶりとなるニューアルバム「光のなかに立っていてね」とライブリミックスアルバム「BEACH」を2枚同時リリースした。チン、安孫子、村井はアルバムの完成に前後してバンドを脱退しており、現在は峯田1人で活動を行っている。
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