7つの人生と7つの「超特急」

──今年はさまざまな活動が盛りだくさんの1年で、皆さんは超特急の一員として時間を過ごすことがほとんどだったんじゃないかなと思うんです。なので、皆さん1人ひとりの人生の中で「超特急」はどういった存在なのか、このタイミングで教えてもらえますか？

カイ　「木の幹」かな。家族や友達の存在は根っこにあるんだけど、自分の個が確立していく上で、真ん中にあるものが超特急。そこから個人の活動だったり、これからの生活だったりが“枝”として見えてくるんだと思うんです。だから木の幹。……俺、ちょっとオシャレな答え言ったな。

ユースケ　（隣のユーキに向けて小声で）この次に答える人、キツいって……！

ユーキ　ん、ユースケいく？ どうぞ！（笑）

ユースケ　ええ！（笑） えっと、そうですね……。“普通が特別”というか、当たり前のことだと思っているけど、実は普通じゃないことなんだ、というか。うまくまとまらないけど、この生活を当たり前だと思っちゃいけないなって。えっ僕、何言ってるんだろう？（笑）

コーイチ　超特急として活動できることが普通になってきてるけど、そのことを特別に思ってるよってことやんな？

タクヤ　初心を忘れちゃいけないってことでしょ。

リョウガ　“普通イコール特別”ってことだよね？

ユースケ　そう、普通が特別……普通が特別？

リョウガ　さっそく振り出しに戻ってる（笑）。ユースケ初心忘れてないなあ。

コーイチ　うん、忘れてないな（笑）。

ユースケ　もう！ とにかく、今普通だと思っていることはすごく幸せなことなんだ、ということです！ほら、僕が意味わかんないこと言ったから次話す人チャンスだよ！（笑）

タクヤ　じゃあ僕は「おにぎり」で。

リョウガ　お前何言ってんだよ？（笑）

カイ　超特急とはおにぎり？（笑）

タクヤ　まず真ん中にライブっていう具材があって、その周りに僕たち7人のいろいろな思いが詰まったごはん粒があって、それを8号車が海苔で包んでくれる……っていうおにぎりです。

ユースケ　うまい！……って思ってるの僕だけ？（笑）

コーイチ　そうしたら俺は「おでん」やな。

カイ　食事シリーズ（笑）。

──具体的に言うと？（笑）

コーイチ　メインの具材になるダンサーがいて、バックボーカルはこんぶ。いろんなキャラクターのみんなが集まって特別なおでんができあがるっていうことですよ。

リョウガ　はい、次は俺！ 俺は食事シリーズじゃないよ。

タクヤ　おお、何！ リョウガにとって超特急とは？

リョウガ　僕にとって超特急とはどんな存在か……それは「骨」です。

ユースケ　……。えっ、どういうことですか？ ギャグですか？（笑）

リョウガ　もう、そのまんまですよ。じゃあ、僕から超特急を除いたとしましょう。骨がなくなるってことですよね？ そうしたらどうなりますか？

カイ　皮人間。

リョウガ　ですよね。だから、僕にとってはすべてが超特急なんです。ホントにそう思えるくらい、超特急に染まっているというか。超特急になっていなかったら、僕はたぶん“落ちこぼれ引きヲタニート”になっていたと思うので……。

リョウガ以外全員　……。

ユーキ　すごい（笑）。

タカシ　デメリットめっちゃ寄せ集めた人や。

カイ　ごめん、「そんなことないよ！」ってすぐに言えなかった俺ら6人も悪いよな（笑）。

リョウガ　そんな僕も超特急になれているわけで。

タクヤ　つまり、誰でも夢は叶うということです！

タカシ　最後道徳の教材ビデオみたいになってる（笑）。

タクヤ　じゃあ、ユーキさんは最後にビシっと決めてくれると思うので、次やでちゃん（タカシ）。

タカシ　そうですね。じゃあいきますよ。超特急は僕にとって……「星」ですね。

タカシ以外全員　うわあああー！

タクヤ　もういいよ。もう十分カッコいいから問題ないです、これ以上語らせないで大丈夫！（笑）

タカシ　いや、ちょっと語らせてもらっていい？（笑） 例えば空を見て星がなかったら悲しい気持ちになると思うんです。でも星があったら「きれいだな」ってうれしくなる。それに星がなかったら、新しい星座も生まれないじゃないですか。超特急は日々新しい表現を作ることにチャレンジしているし、それは星座を作ることみたいだなって。だから超特急って星のような存在だなって思うんです。

ユースケ　星を見上げてがんばるんだね。

ユーキ　最後やりづらいなあ……（笑）。じゃあいきますよ。僕にとって超特急は「タンポポ」です。

ユースケ　えっ、タンポポ!?

ユーキ　まず「超特急」っていうタンポポの花がある。それが綿毛になってふーって飛んで行ったときに、その綿毛はいろんな場所にたどり着いて、花を咲かせるわけじゃないですか。それって、俺たちの「何にでも染まれる」っていう特長と似てるし……。

リョウガ　いいと思うよ、タンポポ。繁殖力ハンパないしな。

一同　あはははは！（笑）

タクヤ　でも待って。綿毛になって飛んでいったらもう集まれないじゃん！

ユーキ　いろんな場所に飛んで行って、その場所でもう一度超特急っていうタンポポが咲くの。それは「全国開通」っていう僕らの目標でもあるし、それぞれの場所で超特急としてしっかり咲きたいってこと。

ユースケ　うまい！

──なんだか、皆さんうまいこと言って締めくくりましたね。

ユーキ　これが超特急です！