2011年にモーニング娘。に加入し、2023年には10代目リーダーに就任しグループを牽引してきた生田。そうして14年以上にわたりモーニング娘。で活躍してきた彼女が、7月8日に東京・日本武道館で行われる卒業コンサート「モーニング娘。'25 コンサートツアー春 Mighty Magic DX~生田衣梨奈を見送って~」をもってグループを卒業する。昨日発売された写真集「présent」はそんな彼女の集大成とも言える一冊で、「これから新たな夢に挑戦する生田衣梨奈の『未来』」を表現した内容となっている。
8割水着!ほぼ水着
卒業を間近に控える中、「モーニング娘。でやり残したこと」について問われると、生田は「14年半活動してきて、モーニング娘。でいられる幸せをすごく感じられた14年半だったので、実は(やり残したことは)あまりなくて。本当に、写真集くらいかも」と笑顔で語った。そんな彼女にとって3冊目となる今作は、8年ぶりの写真集。スタイリストやカメラマンを自ら指名するなどこだわりを詰め込んだ作品で、見どころを聞かれた際には「8割方水着! ほぼほぼ水着にさせていただきました!」と即答するほど、水着カットがふんだんに収められている。
なお2作目から3作目の写真集まで8年もの期間が空いたことに関して話題が及ぶと、「私自身はいつでも水着OKで、準備はしてたんですけど……」と言って報道陣の笑いを誘う。「卒業後に水着の仕事もできたらいいなという思いも込めて、たくさん水着を着させていただきました。お仕事たくさんお待ちしてます!」とアピールし、「“モーニング娘。としては”最後の写真集」であることを強調した。
ハロプロはルールが厳しいけど……
会見ではお気に入りカットも紹介。「会社の人から、水着のカットをオススメするのはちょっと……って言われたんですが」と前置きしつつ、赤い水着のヒップショットや、ベージュの水着にニットを羽織った大人っぽいカットを挙げ、「ハロー!プロジェクトは写真集のルールが厳しいんですけど、ギリギリを攻めました!」と27歳ならではの自信をのぞかせた。
また写真集の撮影に向けて体重を“絞る”のではなく“増やす”ことで女性らしい体型を目指したというボディメイクのこだわりも明かし、「かわいい子が大好きなので、かわいい子の写真を見ながら『この子と自分は何が違うのか』を考えるようにしています」と美の秘訣を語った。なお最近の“推し”として、乃木坂46の
“一文字”で出会えた運命と奇跡
写真集には約4万5000字におよぶロングインタビューも掲載。2011年の加入以降、一度も仕事を休んだことがないという生田は、「運も努力のうちなんですかね。インフルエンザにかかったこともありますが、お仕事がないタイミングだったりして。運がよかったなと思ってます」と振り返る。だからこそ、「卒業して“自分がいないコンサート”を観るのがすごく楽しみ」とも語った。
また会見では、かつてネタにもされていた、楽曲における“歌割りの少なさ”に関する話題も。「1文字だけでも、それはそれでおいしかったなって思うことが多くて」と述べ、「ユースケ・サンタマリアさんが私を好きになってくれたきっかけが『One・Two・Three』のパートだったと聞いて……そうした1文字で出会えた奇跡や運命がたくさんあったんじゃないかと思います」としみじみ語った。
12人で最後まで駆け抜けたい
7月の卒業コンサートについては、「明るく笑顔で卒業できそうなセットリスト」と予告。また「先日、モーニング娘。はいろんなことがあったんですけど、私自身ブログに書いていることがすべてです。気持ちは12人で最後まで駆け抜けたいと思ってます」、「モーニング娘。にいて楽しいなって思いながら活動してきました。その気持ちを知っているからこそ、私自身は12人でステージに立ちたいという気持ちでいます」と語り、活動休止中のメンバーについては「本人の気持ちもありますし、いろんな方が関わることではありますが、私は帰りを待ちたいです」と柔らかな表情で語った。
最後に生田は「モーニング娘。で14年半活動してきて、あと1カ月と20日ほどでグループとしての活動を終えますが、この写真集は今後につながる作品だと思っています。『今後も期待できる私』を、ぜひ見てほしいです。モーニング娘。としての節目の作品になっているので、ぜひ手に取っていただけたらうれしいです」とコメントを締めくくった。
おでこ @odeko88
ちょうど!? https://t.co/zA94anZC7r