吹き荒れるチーム8旋風！AKB48のTDCホール公演開幕

AKB48チーム8が1月14、15日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにてメンバーのソロコンサート、およびチームコンサートを2日間にわたって開催した。

AKB48グループは、1月14日から1月22日にかけて同会場にて若手メンバーを中心としたコンサートと、グループの楽曲をファン投票によって順位付けする毎年恒例の「AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2017」を開催。そのトップバッターはチーム8所属の小栗有以、倉野尾成美、坂口渚沙の3名によるソロコンサートから幕を開けた。

小栗のソロコンサートは「制服の羽根」のスローバージョンからスタート。そして松田聖子の「天使のウインク」をカバーしフロアを大いに盛り上げたあとは、加藤玲奈が選ぶ「れなっち選抜」で1位を獲得してセンターを務めた楽曲「ハッピーエンド」をソロで初披露した。続いて行われた倉野尾のコンサートでは、自身初のピアノの弾き語りで「夜風の仕業」を歌い上げたほか、中森明菜の「少女A」をカバーし、最後の「支え」では瞳を潤ませながら同曲を歌い上げた。

ソロコンサートのトリを務めた坂口渚沙は、渡辺麻友のソロ曲「シンクロときめき」からコンサートを開幕させ、「なぎはドキドキときめいてます！」とアイドルオーラ全開でファンを魅了した。そして坂口は自身が憧れる松田聖子の「ピンクのモーツァルト」をカバーし、ラストは長久玲奈のギター演奏に合わせて「アリガトウ」を熱唱。「緊張していましたが、みなさんが笑顔で見てくれて私も楽しむことができ ました。ダメダメな私ですが、皆さんの期待に応えられるように、理想になれるようにがんばるので、これからも応援よろしくお願いします！」とファンに挨拶してソロコンサートを締めくくった。

翌15日には、チーム8のメンバーが出身地を東西に分けてライブを行う「東の陣」「西の陣」と、「天下統一」と銘打ったチームコンサートの3公演を開催。北海道、東北、関東、中部エリア出身のメンバーで構成されたEASTの「東の陣」では、小栗を筆頭にEASTのオリジナルソング「星空を君に」をパフォーマンスして勢いよくコンサートを開幕させた。ライブではSKE48の「ピノキオ軍」やNGT48の「Maxとき315号」といった東に拠点を置く姉妹グループの楽曲を歌い上げたほか、歌田初夏、野田陽菜乃、平野ひかる、高橋彩香の4人による「檸檬の年頃」、坂口と小栗による「スキャンダラスに行こう！」などが届けられた。

対して、近畿、中国、四国、九州エリア出身のメンバーで構成されたWESTのコンサートでは、倉野尾が「WESTの力、見せてやるぞ！」と気合いを入れ、WESTのオリジナルソング「思春期のアドレナリン」でオープニングを盛り上げた。また下尾みうが「LOVE TRIP」で初センターを務めたほか、NMB48の「てっぺんとったんで！」、HKT48の「最高かよ」を届けてEASTにも引けを取らないパフォーマンスでファンを魅了した。

そしてこの日の3公演目にはEAST、WESTが一堂に会してチーム8としてのコンサートを実施。オープニングではAKB48のヒットナンバー「RIVER」を熱唱しファンの熱気を押し上げる。そしてEAST、WESTのそれぞれのオリジナル曲で火花を散らしたあとは、各都道府県の名所を歌った「日本48」やチーム8の代表曲「47の素敵な街へ」を全員で歌唱し、一体感あるライブを繰り広げた。またユニットコーナーではソロコンサートを行った小栗、倉野尾、坂口の3人による「ウィンブルドンへ連れて行って」や、チームごとに「青春のラップタイム」「メロンジュース」と人気ナンバーを畳みかけて勢いを見せつけた。

コンサートのラストスパートでは「一生の間に何人と出逢えるのだろう」「夢へのルート」「制服の羽根」など、チーム8の楽曲を全員で歌唱。そして47人で協力して天下を目指すことを高らかに宣言し、2日間のコンサートを大団円で締めくくった。

なおチーム8の冠番組「AKBチーム8のブンブン！エイト大放送」が1月27日より日本テレビにて放送開始。さらにCSチャンネル KawaiianTVにて3月より「チーム8のKANSAI白書」、CBCラジオにてチーム8の冠番組がそれぞれスタートする。番組の詳細は後日オフィシャルサイトなどでアナウンスされる。