或人の役がつかめなかった頃に観た映画です(高橋)
──井桁さんからの質問はいかがですか?
井桁 私もジオウチームのお二人に質問です。冬には体調管理が一層大切になってくると思うのですが、忙しい1年間を乗り切った先輩方の、お薦めの健康法はありますか?
渡邊 オフの時間を大切にするといいと思う。撮影中はすごく気を張るので、休みの日の息抜きの仕方は大事です。
井桁 オフの日はどんなことをしていましたか?
渡邊 僕は銭湯に行っていました。何も考えないで湯に浸かって、ゆっくりするんです。
奥野 僕は映画を観て涙を流すことで、ストレス発散していました。「グリーンブック」や「湯を沸かすほどの熱い愛」は、100%泣けるのでお薦めです。どんな作品でもいいですし、デトックスしながら演技の勉強もできるので、すごくいいと思います。
井桁 いいですね! ありがとうございます。
──では最後に渡邊さんから質問をお願いします。
渡邊 本当はジオウチームの印象を聞こうと思っていたのですが、さっき話に出てしまったので……では今の流れで、お二人の好きな映画はなんですか?
高橋 「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」です。理由はまず、面白いんです!
奥野 わかりやすい!(笑)
高橋 僕が高校3年生の頃に公開された作品なんですが、恋をしたくなる映画でありながら、人の温かさに触れられる映画でした。それから「ゼロワン」への出演が決まったとき、或人の役柄がなかなかつかめなかったんですが、プロデューサーさんに「TOO YOUNG TO DIE!」のテンションの振り幅を参考にしてほしいと言っていただいて。それで改めて観てみたら、勉強になるという意味でも面白い作品でした。
井桁 私が最近泣いたのは「僕のワンダフル・ライフ」というワンちゃんの映画です。少し前の作品だと「しあわせの隠れ場所」というアメフト選手を描いた洋画も好きです。感動系を好んで観ますね。
渡邊 ありがとうございます。覚えておきます。犬の映画はダメだ……絶対に泣くと思います(笑)。
ソウゴから或人へバトンタッチできました(奥野)
──座談会の終わりに、代表して奥野さんと高橋さんから、映画を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
奥野 ジオウチームとしては、今まであまり多くはなかった素面のアクションに挑戦しているので、ウォズ、ゲイツ、ツクヨミのかっこいい姿がたくさん観られると思います。そしてこの映画で、ソウゴから或人へしっかりとバトンタッチができました。平成から令和へ元号が変わった貴重なタイミングで、きちんと“受け渡し”ができたので、ぜひ楽しみにしていてください。
高橋 ゼロワンチームとしては、「ジオウ」の設定が入ることによって、テレビシリーズでは絶対に見られないような或人が表現できました。大好きなお父さん・其雄との掛け合いもたくさんありますし、イズと或人の絆を描く部分は2人でたくさん相談して作ったので、感動していただけると思います。あとはA.I.M.S.の2人のアクションがかっこいい! 共演している僕が観てもそう思ったくらいなので、楽しみにしていただけるとうれしいです。
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2019年12月20日更新