主演をサポートしている姿も、2号のよさになる(押田)
岡田 では僕は、2号ライダーとして押田くんに質問です。物語上、一番がんばらなければならなかったのはどんなところでしたか?
押田 考え方はいろいろあると思いますが、2号ライダーの役割の1つには“主役のサポート”がありますよね。しっかりサポートしつつ、自分のよさも出すのは難しかったです。でも、サポートしている姿もそのキャラクターのよさになっていくと思います。
岡田 じゃあ、一番気合いを入れて臨んだシーンは?
押田 テレビシリーズでは、ゲイツがソウゴとぶつかるシーンが、16話、28話、最終話と3回あったんです。最終話にはやっぱり一番思い入れがありますね。ゲイツが死ぬシーン1つで、彼の生き様をすべて描けたらいいなと思って力を入れていました。
岡田 なるほど。
押田 じゃあ僕から質問です。ゼロワンチームは、アクション稽古をしているんですか?
大幡 私も知りたいです!
岡田 アクション稽古は、ほぼないよね?
鶴嶋 はい。
押田 その場で教えてもらってできちゃうんですか? すごいですね! いち視聴者として観ていて、「ゼロワン」はアクションがかっこいいイメージがあります。
大幡 A.I.M.S.が銃を撃つシーンは、腕に衝撃を受けている感じがすごくリアルですよね。私、第1話の自分のアクションを観返したら落ち込んじゃうと思う……。
岡田 いやいや! 銃の扱いに関しては杉原監督のこだわりも強いです。自分はたぶん、ゼロワンチームの中でも一番素面のアクションをやらせてもらっていると思います。特殊部隊の感じを出すために、クランクイン前には自分で勉強もしました。
押田 すごいなあ。
どうやって息抜きしていましたか?(鶴嶋)
──では最後に、鶴嶋さんからの質問はいかがでしょうか?
鶴嶋 そうですね……。何がいいかなっ(目線で岡田に助けを求める)。
大幡 ああ、かわいい!
一同 (笑)
鶴嶋 スケジュール的に、朝から夜まで撮影という日が多かったと思いますが、ジオウチームのお二人はどうやって息抜きしていましたか?
押田 うーん、僕はごはんの時間が息抜きになっていたかも。撮影が終わったらみんなで食事に行ったりして。現場以外で場を共有することは大事っていうか。僕らは男同士で銭湯に行ったこともありましたし。
岡田 ああ、裸の付き合いか。
押田 男3人で一緒に行くことはできなかったけど、(奥野)壮とは一緒に行きました。あとはうちで鍋をやったりする時間も好きでしたね。
大幡 私はどうやって息抜きしてたかなあ。でも、けっこうインドア派なので……。
鶴嶋 私もです! ぜひ教えてください。
大幡 そっか(笑)。お休みの日はあまり家から出ずにいたかな。それか、空いている夜の映画館でレイトショーを観たり、静かで落ち着いているカフェに入っておいしいものを食べたり、本を読んだり。オーラ(紺野彩夏)とは共演シーンが少なかったので、残念ながらあまり一緒に過ごす機会がなくて……。ゼロワンチームは女の子2人が一緒のシーンが多くて、うらやましいです。
特殊部隊改め、“脳筋”と呼ばれる2人から…(岡田)
──では最後に皆さんから、映画を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします。
大幡 去年の劇場版では、ビルドチームの方々との共演シーンがあまり多くなかったんです。でも今回、平成ライダーと令和ライダーで世界観も異なるのに、こんなにたくさん一緒にいられることがすごいと思いました。ゼロワンキャラクターとジオウキャラクターの掛け合いも見どころなので、ぜひ観ていただきたいです。
押田 いい化学反応が起きてるよね。
鶴嶋 「ジオウ」の設定が加わって、今までの「ジオウ」や「ゼロワン」では観られないような世界が広がっていると思います。公開を楽しみにしていただきたいです。
岡田 では特殊部隊の2人改め、“脳筋”と呼ばれている(役の)2人から……。
押田 (笑)。今回、仮面ライダーゼロワンと仮面ライダージオウは「決して、交わってはならない」というキャッチコピーになっていますが、実際はそれぞれのよさが出ていると思います。「ゼロワン」に関しては、或人と父親の関係も描かれていて、今後に関わってくる重要な物語になっています。「ジオウ」側としては、先輩になったソウゴの背中がとてもかっこよかったので、皆さんにも観ていただきたいです。
岡田 僕個人で言うと、アクションシーンにはすごくこだわっています。本当に大迫力のアクションが続くので、ぜひ注目していただけたらと思います!
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2019年12月20日更新