「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」|チーム分けは運任せ!ゼロワン×ジオウのシャッフル座談会

高橋文哉×奥野壮×井桁弘恵×渡邊圭祐 “あんまりいい関係じゃないチーム”座談会

去年の犬飼さんに憧れて、食事に誘いました(奥野)

──ピンクの札を引いた皆さんには、先ほど即興で「あんまりいい関係じゃないチーム」というチーム名を付けていただきましたね。

高橋文哉 僕が演じる飛電或人と井桁(弘恵)さん演じる刃唯阿は、現状は劇中であまりいい関係ではないんです。

井桁弘恵 そうですね。

奥野壮 僕が演じる常磐ソウゴも、前の劇場版(「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」)で、(渡邊圭祐演じる)ウォズに一度裏切られてるしね。印象がよくないチーム名を付けてしまったかもしれません(笑)。

──では皆さんご自身の関係性や、プライベートでの交流を伺いたいのですが……。

渡邊圭祐 2人(奥野と高橋)はごはんに行っていたよね。

奥野 はい。この映画の撮影中だったよね。そのときは撮影が2人だけだったので、僕から誘いました。

渡邊 去年の犬飼(貴丈)さんに憧れて、同じように誘ったんだよね?

奥野 そうです。去年犬飼さんに食事に誘ってもらえてうれしかったので、先輩風を吹かせておこうかなと思いました(笑)。でも話した内容は、たわいもない世間話だったよね。もうあれは終わった? これは経験した?みたいな。

高橋文哉

高橋 はい。あとはその日のお芝居に関してアドバイスもいただきました。映画の終盤のシーンだったんですが、僕がかなり苦戦していたので。

奥野 偉そうなことは言えないので、その場で思ったままに伝えさせてもらっただけなんですけどね。

渡邊 そもそもそのごはん会は、楽しかったの?

高橋 はい!

渡邊 大丈夫? 言わされてない?

奥野 (無言で渡邊にツッコミを入れる)

高橋 いやいや、まさか!

渡邊 よかった。今のツッコミ、けっこう力が強めでした。……という感じで3人の話になってしまいましたけど、井桁さんとはいかんせん同じシーンがなかったんです。これも冬映画の定め、みたいなところがありまして。

井桁 そうなんですよね。1日現場ですれ違っただけで……。

うちの奥野壮は“関西の血”が騒ぎがち(渡邊)

──では同じゼロワンチームの高橋さんが、井桁さんをジオウチームの奥野さん・渡邊さんに紹介するとしたら、どうお話ししますか?

井桁弘恵

井桁 よろしくお願いします!

渡邊 いいですね。でもさっきこの4人で写真撮影をしたのですが、だいたいどんな人なのかイメージがつかめました。意外とはっちゃけていらっしゃったので(笑)。

奥野 そうだね(笑)。

高橋 基本的にああいう人です! 紹介するとしたら、オンとオフがすごくわかりやすい人、ですかね。刃唯阿と井桁弘恵のスイッチの切り替えが上手なんです。さっきは“井桁スイッチ”が入っていたのですが、“刃スイッチ”が入ったときは、もう役そのままという感じになります。さっきまでみんなと話して爆笑していたのに、本番が始まると急に「(目をキリッとさせて)ハッ!!」って。

井桁 なるほど(笑)。おっしゃる通りかもしれません。

──“刃スイッチ”を入れた状態は、ご自身ではどのように心がけているのですか?

井桁 言い方がよくないかもしれませんが……周りを“下”に見ようと意識します。唯阿は自分に自信があって、余裕のある役なので、同じA.I.M.S.の不破諫のことも下に見なければいけなくて。

渡邊 “井桁スイッチ”のときには……?

井桁 絶対に下に見ることはないです!!(笑) まっさらな状態で、皆様を立てる気持ちで!

一同 (笑)

──反対にジオウチームのお二人が、井桁さんに向けてお互いを紹介するとしたらいかがですか。

奥野 けすけさん(渡邊)は、クールで冷静で、それでいて現場を和ませるのがすごく上手な……歳上のおじちゃん。

渡邊 おじちゃん(笑)。今年26歳になりました。

井桁 うちの岡田(龍太郎)さんと一緒ですね?

渡邊 そうです。同い歳の雰囲気、出ていますか?

高橋 うちの26歳のほうが、心が幼いですね! 同い歳だとは思いませんでした。

井桁 うん! 渡邊さんはすごく大人に見える。

渡邊 でも、うちの奥野壮も大人っぽい人ですよ。かつ関西出身なので、“関西の血”が騒ぎがち。たまに誰よりもするどいツッコミを入れる瞬間がありますが、基本的には気遣いのできる優しい子です。

“刃スイッチ”入れてみました(井桁)

──ではこの流れで、井桁さんが高橋さんを紹介するとしたら?

高橋文哉

高橋 いい感じで紹介してください!(笑)

井桁 ええ!? でも本当に、非の打ちどころがないと思います。まず、外見もほら……。

奥野渡邊 ほら?(笑)

井桁 ゼロワンチームではよく“あざとい系イケメン”と称されているんですけど(笑)。

渡邊 その定義、なんとなくわかります。うちの奥野も“あざとい系イケメン”タイプだと思います。

奥野 え!?(笑)

井桁 癒やし系というか、いてくれるだけで場が和むんですよね。あとは疲れを見せないところがすごい。誰よりも忙しいので、本当は絶対に疲れているはずなのに……。

高橋 見せちゃってますよ!

奥野渡邊 もしかして、気付いてもらえてない!?

一同 (笑)

井桁 いやいや(笑)。本当にネガティブな部分を見せないんです。主役としての立ち位置を把握していて、現場を客観的に見れているからこそだと思います。そういう意味で、ゼロワンチームでは一番大人だと思いますね。

「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」より。左から鶴嶋乃愛演じるイズ、高橋文哉演じる飛電或人。

高橋 ありがたいことに、ほかの人にもよく“大人”と言っていただけることが多くてうれしいです。

井桁 やっぱり一番じゃなくて、私の次に大人、かな!

渡邊 今、“下に見る”が発動した!?

高橋 “刃スイッチ”入ってました!

井桁 ちょっと入れてみました(笑)。

一同 (笑)


2019年12月20日更新